パワステフルード交換ページ
更新日 2004/10/13
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10万キロ近く走ったので、まだ不具合も起きてないし、これと言って困っていないんだけど、パワステフルードを交換してみました。
交換するフルードは REDLINEにしてみました。
Superオートバックスで、1リットル 3150円でした。
整備解説書には、デキシロン2を使い、リザーバータンク容量 0.3リットル。システム全体で 0.7リットル。と書かれています。
私が今回試した交換方法は、簡単に書くと以下のような感じです。
(1) フロントタイヤをジャッキアップ。
(2) パワステリザーバータンクへ戻ってくるリターンホースを外す。
(3) ハンドルをグリグリ回し、フルードを抜きながらリザーバーへ新しいフルードを入れる。
エンジンは止めたままで作業できます。
とこんな感じです。偉く簡単な作業です。バッテリー液補充と同程度の簡単さ??
実際の作業は以下のようになります。
まずはフロントタイヤのジャッキアップです。ハンドル回すのに軽い力で出来るようフロントタイヤをジャッキアップします。
次は、パワステリザーバーへフルードを戻しているリターンホースを抜きます。
写真の白矢印の黒いゴムホースです。
抜けないようクリップで留まっていますから、ペンチでクリップを緩めながら引っ張ると抜けます。
抜けたとき、ホース内に残っているフルードが少し出てきますから、ウエスを下にひいておくと良いです。
ホース抜いたリザーバー側の差し込み口からは、フルードが出てきませんから、そのまま放っておいて大丈夫です。
ホースを抜いたら、抜いたホースをペットボトルに差し込みます。
この状態でハンドルをグリグリやると、ペットボトルにどんどん古いフルードが排出されますから、リザーバータンクへ、減った分だけ補充していき抜けるフルードが綺麗になるまで繰り返していけばいいです。
まあどんどん抜けるとは言っても、ハンドル1回転ぐらいで 100ccぐらいかな?
エンジンかけてやると、もっと勢いよく抜けるのかもしれないけど、フロントをジャッキアップしておけばエンジンが止まっていても小指で回るほどハンドルは軽いし、エンジン切って作業するのが良いと思います。
但し、ブレーキと同じで、パワステもエアーが入るとエアー抜きが大変?
って話を聞いたことがありますから、ハンドルをぐるぐる回して古いフルードを抜く時には、リザーバータンクのフルードが無くならないよう、こまめに新しいフルードを補充するようにしましょう。
それと、私は、REDLINEのフルードを 1リットルだけ買ってきたのですが、上記の方法で順次入れ替えていった所、後 0.3リットルぐらいあれば抜けてくるのが綺麗なフルードになるのに!!って所で 1リットル使い果たしてしまいました。
この、順次入れ替え方式で綺麗になるまでやりたい!って人は 1.5リットルぐらい用意しておいた方が良いと思います。
ちなみに、抜けてきたフルードと REDLINEの新品の色は以下のような色でした。
左が 97000km使用した古いフルード。右が、新品の REDLINEステアリングフルードです。
元のデキシロン2が、どんな色だったのかは知りません。
2004/04/11追加
REDLINEパワステフルードへ交換して 3年たちましたが、純正パワステフルードでは、少し(相当?)激しい走りをすると、パワステフルードリザーバーのフタからフルードがあふれ出してしまうことも多々あったのですが、REDLINEに変えてからは、1度もパワステフルードは吹いていません。
ハンドルの操作感、軽さや粘りに純正と REDLINEの差は感じられなかったのですが、フルードの温度が上がってきた時の膨張度合いに差があるのか、もしくは、センサーが付いていないので測定はできないのですが、フルードの温度上昇が REDLINEの方が低いのかもしれませんね。
念のため、間違えて検索している人の為に『フールド オイル frude flude frudo fludo』
これは正解『fluid』
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