CPU温度計作成


最終更新日 2004/09/26


windows用のソフトをお探しの方はこちら => VECTORのハードウェアー
linuxでの温度監視はこちら => smartctlページ
linux PC全般のサンプル表示はこちら => rrdtoolページ



2005/02/13

現在は、こんな方法で CPUの温度をモニターしています。
Motherboard Monitorというフリーソフトウェアーです。
(残念ながら 2004年6月に、作者の方が更新を停止してしまったようです。
7年の長きにわたり、貴重なソフトをありがとうございました)

core,DDR電圧,3.3V,5V,12Vなどの各種電圧
core温度、マザー上のセンサー温度
IDE,SCSI HDDの温度 (RAIDカードに繋がった IDEは見れない)
をこんな表示でデスクトップへ表示することが出来ます。

最高値を設定して、アラーム鳴らしたりも可能です。

センサーの設定で、色々なマザーボードへ対応しています。

httpサーバーを動かしている Linux PCの温度監視などの記事はこちら => HotSaNICページ


1998/06/19
Socket-7タイプの CPU温度を、リアルタイムにモニターする温度計を作成したときのやり方です。

MTシリーズ まず、秋葉原等でこんな温度計を購入してきます。
私は、秋葉原の千石通称で購入しました。2000円ぐらいだったかな?
この MTシリーズの液晶温度計、色々な種類が売っていますが、ポイントは、写真の矢印の部分から、下の写真にある米粒ほどのセンサーが顔出しているタイプを購入すると言うことです。
ケーブルのびていて、センサーが金属の中に入っているタイプなどでは駄目です。センサーが Socket7の中に入りませんから。

米粒センサー その矢印の部分に付いている米粒ほどの温度センサーを、温度計本体から取り外します。
半田で取り付いていますから、その半田を取り外せば外れます。
小さいんで、どっか飛んで行かない様気を付けて下さい。
で、そのセンサー付いていた部分には、同軸の細いケーブルを半田付けします。温度計から CPUまで届く長さで、ノイズ拾わないよう長すぎない方がいいと思います。

くぐらせて Socket7とマザーボードのすき間に、極細のラッピングワイヤーを通します。
AWG30の一番細い物でないと通りません。
通りにくい時は、Socket7の四方向から、あちこちつついてみると、必ず通る場所があります。
今まで、6種類ぐらいのマザーボードに温度計取り付けましたが、通らなかったマザーボードはありませんでした。
コツは、Pinにそって斜めに差し込むと言う事です。
ラッピングワイヤーには、コネクター取り付けておけば、マザーボードをケースから外すときに、いちいち半田ごて使って取り出さなくても良いので楽です。

かさあげ その通したラッピングワイヤーに、取り外したセンサーを半田付けします。
プラスマイナスは無いようです。いつもどっちがどっちとは気にせずセンサー半田付けしています。
マザーボード上での半田付けになりますから、半田のゴミを飛ばさないよう注意しましょう。
半田付けが終わったら、CPUにセンサーが接触するよう、発泡スチロールを薄く切って、センサーの下へ入れます。
で、CPUクーラーへ塗る熱伝導シリコングリスを塗りつけておしまいです。


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