リアローター交換ページ

最終更新日 2001/11/24

10万キロ近く放ってあったリアローターとリアパッドを交換しました。

APロッキードが目当ての方はこちら =>パッドローター交換ページ

キャリパー外し まずは、ジャッキアップしてタイヤを外します。
リアローターを外すには、パーキングブレーキを緩めておかないと取り外せないので、念のためにジャッキを2個かけました。デフにガレージジャッキをかけ、交換する側にもパンタグラフジャッキをかけました。
ウマを使えば良いんですけどね。

で、ジャッキアップしたらタイヤを外します。
その後、リアのブレーキキャリパーを外さなければならないのですが、キャリパーは2本のボルトで止まっています。白矢印の部分、裏側で止まっています。(覗き込まないと見えない)
14mmのボルトで止まっていました。

赤色の矢印は後述

パッド外し キャリパーを外す前にパッドを取り外しておけば、作業が楽かもしれません。
特に、ローターに段差が出来ていると、パッドが引っかかりキャリパーが外れませんから。
白矢印のボルト1本を緩めるだけで、パッドを押さえているカバーが上に持ち上がりますから、カバーを持ち上げてパッドを横へずらすだけです。

この写真は、ボルトを緩めて、押さえているカバーを半分持ち上げている状態です。

ろーたー外し キャリパーを外し脇へどけたら、ローターを外します。
パーキングブレーキがかかっていると外れませんから、パーキングブレーキを緩めておきます。
で、全然ローターなど取り外したことの無い人は、ローターがハブの部分にくっついてしまっていて簡単には外れないでしょうか、プラスチックハンマーで叩くなり、1番上の写真の赤矢印部分の穴にボルトをネジ込んで外すなり、私のこの写真の様にメガネレンチでこじるなりすれば外れます。

外れた所 ローターが外れると、こんなになってます。
左右とも、リアローターの内側にはパーキングブレーキのシューがあります。
白矢印は、キャリパーを止めているボルトが入っていた穴です。

新旧 左側が新品のローター。右側は 99000km走ったローターです。
ローターの内側には、MIN DH 16.0mmで MAX DIA 171.0mmと書いてあるので、ディスクローターの厚さは 16mmまで。パーキングブレーキが当たる部分の直径は 171mmまでが限界値なんでしょう。

ちなみに、純正ブレーキパッドの 99000km走った消耗度合いを測定しました。
パーキングシューの厚さ 4.7mm,その内鉄板部分 1.7mm
ローター厚み 17.9mm,新品は 18.2mm
パッドピストン側残り 12.1mm,ピストンと反対側のパッド残り 11.6mm
となっていました。予想以上にパーキングのシューが減っていますね・・。
ディスクローターは、パッドと共に、まだまだ減りは少なかったです。

こんなになりました 組上がったらこんなになりました。

組み上げは、外したのと逆の手順でやります。
パッドとローターを同時に新品に交換してしまうと、ブレーキのピストンを数ミリ引っ込める必要があるのですが、ブリーダーを緩めれば、ピストン簡単に緩むので良いです。

純正のパッド裏に付いていた2枚組(片側1枚組)のシムは、いつもの事ながら取り付けませんでした。
又、今回使用した APロッキードの TYPE-ZC S040という物は、パッドのウェアーインジケーター(減ってくるとギーギー鳴りだして警告音が出る)が付いていません。APのパッドだけでなく、アフター物のパッドにはほとんどの物が付いていないので、パッドの減りは自分で必ず確認する様にしましょう。

交換後に感じたことは、おぉ、リアブレーキなんてホイルも汚れず全然減らないから、全く意味無し?と思っていたけど、それなりに良くなるじゃないか!
フロントを純正から APの ZCに変えた時の満足度が 10点だとすると、リアを純正から APの ZCに変えての満足度は 3点という感じでしょうか。
一応、リアのブレーキも踏ん張って、4輪全体でブレーキがかかるようになったからか、フロントにつんのめる現象が減って、全体で沈み込むようなブレーキとなりました。交換簡単だし、おおむね満足です。



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