STi Quick Shiftの取り付け
最終更新日 2000/07/30
Nifty FCARR-MES18に書き込んだ物と同じです。
STiクイックシフトASSYで、ゴムブッシュが純正と違うのは、
シフトノブ → ○
|
|
|\
|−○−−−|-●- (3)
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(1)◎−○−−−−−−◎ (2)
(1) 本体固定ブッシュ ==>凄く固いのに変わってた。
(2) 横方向用ブッシュ ==>同上
(3) 縦方向用ブッシュ ==>今回は交換出来なかったもの。だが、同じ固さだった。
でした。確かに、元の純正と比べると、シフトストロークも短くなっていますが、
それ以上に、カチカチ剛性感増した方が、交換して良かった.. と感じますね。
で、自分で交換作業した後での感想ですが、ただ一言
『自分でやるんじゃなかった..』です。
オーディオの辺りのコンソール外せば、全部車内から交換出来るのかと思ったら大間違い。
全ての固定ネジ等が、車体の下。それも、車のど真ん中辺りと言う、最悪の整備条件でした。
整備工場のような、油圧リフトがあれば直ぐに交換出来ますが、私が停めている駐車場のような、下が砂利、ウマ 1個、油圧パンタグラフジャッキ 1個、タンボールの切れ端 1枚、では、苦痛と恐怖以外の何者でもありませんでした。
せっかくですから、交換方法書きます。
☆必要工具
プラスドライバー
マイナスドライバー (こじるのに使用)
12mm ラチェット
12mm メガネ(又は、スパナかメガネラチェット) 短くないと駄目。
★では交換方法です。(私の車は GC8D 97年型です)
(1)シフトノブを外す。
私の車は、最初から緩く、簡単に外れました。
ネジになっているので、回すとゆるみます。
(2)ゴムブーツASSYを外す。
カップホルダーを引っ張ると見えるネジ 2本を外すと、オットット パキッと外れます。AUDIOの下にある小物入れが引っかかっている筈なので、こじると良い。
後ろ側の固定は爪が引っかかっているので、前後に動かしながら持ち上げると外れます。
(3)シフトレバーASSY に付いているゴム板の固定プレートを外す。
上記 (2)を外すと、ステンレスの金属プレートが SCREW 6本で止まっているので、ネジ外します。
その後この金属プレートを取り外す必要があるのですが、知恵の輪状態で外さなければならないみたいで、私は結局 AUDIOコンソールの固定ネジをゆるめ、ちょっとセンターコンソールを持ち上げながら取り外しました。
これで車内の作業はおしまい。
後は、下に潜っての作業。
主作業場所は、前から潜ると、車の外に出ているのは膝から先ぐらい、運転席側から潜ると腹から先は外に出ますが、ちょっと作業しにくいです。
私は前から潜りました。
車は、油圧ジャッキで右前を持ち上げて、コンクリの固まりタイヤの下にはさみ、なおかつウマ噛ませました。(地震等で、車の下敷き圧死が怖かった)
(4)本体固定ネジを外す。
シフトレバーASSY の取り付けボルトを外す。後ろ側に 12mmのボルトが 2本。
私は、車内から外しました。下からやった方が楽です。
(5)横方向用リンケージを外す。
反対側が、ボルト固定になっているようで、ナットをラチェットで緩めると、ナットは簡単に外れます。が、その後金属プレート(ゴムブッシュを押さえている大型のワッシャーのようなもの)が、縦方向用リンケージと、強力なスプリングで止まっているので(ニュートラル用のスプリング?)、このプレートを外すのは、力あるのみです。
下に潜って作業しにくいのに、力出ないって.. と文句言いながら作業しました。
このプレート外れれば、横方向用リンケージはフリーになります。
(6)前後方向用リンケージを外す。
縦横自在に動くリンケージから交換するように STiのシフトレバーASSY に新品が付いてきましたが、これの取り外し方がどうしても分からなかったので(リベットで止まっているようだった)、私はそれは純正品を使う事にして、取り外し決行。
しかし、作業しにくい。
ドライブシャフトと、マフラーメインパイプと、フロントの純正ロアアームバーがじゃまする場所での作業です。
ナットでなくボルトを回す形になるのですが、ナットがセルフロックタイプの物なので、ちょっと緩んでも完全に取れるまで、反対側を押さえている必要があります。けっこうこれが重労働でした。
ナット緩めているラチェットも、1ノッチしか回転しない狭さだし..
で、苦労して外すと、前後方向リンケージもフリーになり、取り外し完了。
(7)車内に戻って、シフトレバーASSY引き抜きます。
(8)取り外しと逆の順序で取り付けていきます。
全行程、途中 30分の大休憩も混ぜて 3Hrの作業時間でした。
1.5万円の工賃だったら、ディーラーに任せるべきかも.. と感じました。
●おまけ
STi Quick Shiftのこの部分のボルトが、凄く固く締まっていたので、少しゆるめた所、シフトの動きが凄くスムーズになりました。
余りゆるめすぎると、横方向の遊びが大きくなってしまうので、適当にゆるめると良いようです。
又、ビ〜〜っと、シフト回りから異音が出るかもしれません。
セルフロックナットなので、ゆるめても、それ以上勝手にゆるむと言う事は無いんですけどね。
私はおまけで、シリコングリスを塗ったくりました。
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