オイル批評ページ
最終更新日 2004/06/10
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今まで使用した事のあるオイルを、自分の思うまま批評してみました。
あくまで私が使用してみての感想です。
書いてある順番が、私のお薦め順という訳ではありません。
試してインプレッションした順番になっているだけです。
オイルを科学するページはこちら(内容はまだ十分では無いです)==>./oil_kagaku.html
●エンジンオイル
カストロールシントロン EXTRA 5W-50 API SJ/CF 100%化学合成。通常店頭価格 8000円/4L
通常、オートバックス等で購入すると、8000円/4リットル程度します。しかしディスカウントストア等で必ず安売りしている時がありますので、その時にまとめ買いをしています。だいたい 3500〜3980円/4リットルで購入しています。
冬場でも固くなく、氷点下の気温でも、エンジン始動時のセルモータの音が重苦しくありません。
又、高回転でもフリクションが少なそうな音で、がさつな音はしません。今恒常的に使用しているオイルです。
私の交換サイクルは、4000Km程度です。5000Km程度走行すると、どうもがさつな音がするような気もするし、それ程値段出して買っている訳でも無いので交換してしまいます。
シントロンの色はと言うと、一般的な濃い茶色でした。
カストロールの RSと同じぐらいの色かな‥‥。
カストロール ZERO-W 0W-30 API SH/CF 100%化学合成。通常店頭価格 10000円/4L
批判もおありでしょうけれども、インプレッサに入れてみました。
入れたのは、当然冬場なんですが、私の乗り方だと、冬場の油温は 70度程度で、上がっても 80度程度ですから、何も問題にはならないと思います。だいたい純正オイルは 5W-30ですから、油温 100度時の粘度は 0W-30も 5W-30も同じ筈です。
通常は 9000〜10000円/4Lで売られていますが、ディスカウントストアーで 4980円/4Lと言う特売されていて、試しに買ってみました。
早速入れたところ、オイルの柔らかさは、オイルを補充する時から感じられました。
普通、シントロンなどだと、ジョウゴの口へ勢い良く入れると、あふれそうになりますが、ZERO-Wは、あふれそうになる気配も見せず、ドドーっと、エンジン内に吸い込まれるように入っていきます。ちなみに、ZERO-Wのオイルの色は、バスクリンのような蛍光黄色(っぽい)色です。
で、走行してみた感じとして、年中追い風が吹いているのか? と感じさせる、小気味よいエンジンの吹き上がり感です。
これは気分が良い!と言えるほど、フリクションの少なさを体感出来ます。
但し、回転を上げ気味で使ってしまうためか、燃費の上昇はありませんでした。
それに、やはりターボ車には ZERO-Wに含まれる添加剤が不向きなのか、オイルは長持ちしませんでした。
走行距離が 1000Kmを越える頃からエンジンのふけ上がりがガサツっぽくなり、結局 2000Kmに達する前に、交換してしまいました。
油温が 85度を超えることは無かったのですが、やはりタービンは、部分的にでも熱的に厳しいのか..?
今度 NA車を買うことがあったら、使ってみたいオイルです。
AGIPユーロテック 5W-40 100%化学合成 (写真は無し)。通常店頭価格 6000円/4L
ディスカウントストアーでは売っていないので、カー用品店で 5980円/4Lで購入しました。
まあ、不可も無く可も無くと言う所です。
しかし、この値段を出すのでしたら、カストロールシントロンの方が安く購入できますから、私だったらそちらを入れます。
HKS SUPER NA RACING 5W-40 100%化学合成 SG-CD SCMC G5-PD2 モリブデン入り。通常店頭価格 6600円/4L
半額の 3300円で購入しました。
以前から使ってみたかった、モリブデンが入っていて、青い色したオイルです。
本当ならば、フジツボの SJ+αを使いたいのですが、いかんせん値段が高すぎる...
ZERO-Wの時のように、又 NA用で長持ちしないんじゃ.. という予想もありますが、いいんです。3300円で購入したのですから。
それに、始めての PD2規格のエンジンオイルです。
で、使用してみてですが、PD2規格のエンジンオイルだからかどうかは ?? ですが、燃費の向上はありました。通勤に使用して、7Km/L後半が、8Km/L前半になりました。
もしかしたら、モリブデンの効果があったのかもしれません。
しかし、予想していた通り?、持ちは良くありませんでした。2000Km走行して、エンジンがさつな音が出だし、そろそろ交換した方がいいのではないか?って感じがし出したので、交換してしまいました。
う〜ン、やはり NA用と書かれているエンジンオイルは、ターボエンジンに入れると持ちは悪いようです。
(このような、チューン系ブランドのオイルは、持ちよりも初期性能重視という話も聞いたことあります)
BP Visco Alpha 15W-50 100%化学合成。通常店頭価格 9000円/4L
ディスカウントストアにて、商品在庫処分と書かれて 4200円/4Lで売られていたので、2缶買ってみました。
普通、9000〜10000円/4Lぐらいするので、とってもお買い得でした。
入れてみたところ、なかなか良いオイルのようです。
特に、エンジンの回転が軽やかになりました。今までの感じで 2500rpmぐらいだろう.. と思っていると、4000rpmぐらい回転しています。もしも、この値段でいつでも購入出来るのであれば、カストロールシントロンよりも良さそうです。
ああ.. 2缶なんてケチな買い方せず、売っていた 4缶全て買いだめしておけば良かった.....
(しかし、夏場に使ってもちょっと固めかも?。油温暖まった後でも固いような気がします)
Castrol RS 10W-50 100%化学合成。購入価格は 3980円でした。
本当は、シントロンを買いたかったのですが、この頃安売りしているお店が無いので、仕方なく RSを買いました。
昔 10年近く前アルトワークスに乗っていた頃はシントロンが無かったので、RSを入れていました。
今回 10年ぶり? ぐらいに RS買ったのですが、相変わらず独特な甘い匂いがしていました。
粘度は、数値上はシントロンと大して変わらない 10W-50ですが、昔 15W-50だった頃の面影が残っているのか、冬場、冬場でなくとも、外気温が 15度程度になる時期に入れると、はっきり言って固いです。冬場はお薦めできません。
RSの色はと言うと、予想以上に茶色が強いですね。
Mobil-1 Driving Excellence 5W-40 100%化学合成。購入価格は、オートバックスで 5980円でした。
カストロール RSが、寒くなってきて固いと感じられるし、シントロンは安く買えないしで、買ってみました。
最高グレードではありません。この上に 5W-50と 0W-40のオイルがあります(1000円ぐらい高い)
色は、このような一般的な茶色でした。
で、45938Kmの時交換したのですが、2141Km走った 48079Kmで交換してしまいました。
どうも、エンジンが 4000rpm以上の高回転で嫌々回っているような、気持ち良く吹けなくなってきたような感じがするので、交換してしまいました。
まあ、新品の時にも、フリクションが少ない!って感じのオイルとは思いませんでした。(比較対象はシントロン)
購入してみました。ちまたで噂??の、Autobacks Vantage Formula Rally 5W-50 100%化学合成。
オートバックスで 6480円/4Lでした。
何が噂かって?、MOBOL-1 Rally Formula 5W-50 12000円/4Lと全く同じ物ではないか?、との話なんです。
缶に書いてあるうたい文句は、『ハイテクオイルフォーミュラーラーリーは最新テクノロジーによる 100%化学合成オイルをベースオイルとしたシンセティックオイルです。優れた潤滑性能は DOHC車・ターボ車に対して高性能を発揮し、API SJ規格を余裕を持ってクリアしている他、欧州自動車工業界規格 ACEA規格 A3にも合格し、日本自動車規格(JASO)の動弁試験でも優れた性能を示します。
フォーミュラーラーリー 5W-50は、優れた油膜強度・酸化安定性・低温始動性を持ち、オイル消費量を減少させ、エンジン内部を清浄に保ちます。
フォーミュラーラーリーは粘度が 5W-50ですから、特にラリーやモーターレースなどハードな運転条件の車におすすめします。』
と言うことが書かれていて、缶の横には MOBIL製。規格は、SJも粘度も A3も MOBIL-1の Rally Formulaと同じなので、缶だけ違うと思って良さそうです。
オートバックス 5W-50の色はと言うと、この様な薄い茶色でした。
MOBIL-1の 5W-40も色薄かったのですが、やはり MOBIL-1と同じというのは正解なのか、全く同じ様な薄さです。
入れてみた感じとして、油温の上昇が遅い。入れたの 99年の 8月なんですが、とても気温高く、それまで入れていたシントロンでは、90度ぐらいで安定するところ、このオートバックス Formula Rallyは、90度まで上昇せず 80〜85度ぐらいで安定しました。
シントロンも油温が上がりにくいオイルなんですが、それ以上上がりにくいオイルがあったとは、凄いことなんだか、良いことなんだか悪いことなんだか分かりません(^^;;;
フリクションロスは、シントロンと同じかそれ以上少なそうでした。但し、スロットル開度小さめな時の 3000rpm辺りからの上の回転での回転上昇は悪いようです。フリクションロスは小さいような気がするけど、タービンの回転は悪いから、ブーストの掛かりは悪い?様な感じです。(対象比較はシントロン)。
アクセル開度少な目なときにブーストの掛かりが悪いようだ。と言うだけで、いっぱい踏めばフルブーストはかかります。念のため。
値段がシントロンより高いですが、5000円ぐらいで購入できるオイルだったら、恒常的に使うオイルにしても良いかな?って感じの良いオイルです。
但し、下の油圧グラフを見てもらっても分かりますが、MOBIL-1 5W-40の時と同じく、5W-50の割には油圧低めです。
2000年2月に、川崎から北九州市へ引っ越したのですが、北九州市ではシントロンを売っているホームセンターが無い!、全く無い!。と言うことで、仕方なく購入してみました。
何を買おうかな・・・と言うことで、色々と購入条件が少ないなりに悩み、大手カー用品店のブランド物で最上級の物を選んでおけば無難だろう。と言うことで、オートバックスのは使ったことがあるので、今度はイエローハットブランドの物です。
粘度は 5W-40で 100%化学合成。缶の横にはコスモ石油と書かれていました。私の家の近くのイエローハット北九州八幡西店では、一番高価なイエローハットブランドだったのですが、この上に 5W-50の商品もあるそうです。また、コスモ石油製ではなく、FKマッシモで有名?な富士興産製のイエローハットブランドもあるようです。
缶の横のうたい文句は、書き写すの忘れてしまいました。
このオイルの色はと言うと、標準的な色していました。
薄目に見えますが、珍しく屋内で色の撮影をしたため、フラッシュ付きな為に薄く見えているだけです。
入れてみた印象としては、これまた表現しようが無いのですが、可もなく不可もなく・・・。
AGIPのユーロテックを入れたときの印象に似ているでしょうか。
油温も、外気温+70度と言うところで、シントロンよりは 5度程度高くなるようです。
但し、油圧は MOBIL-1の 5W-40よりも柔らかいな・・。別に、柔らかいと駄目だ!って事も無いんですが・・・。
ちなみに、3500km走ったあたりから回転重くなってきて 4000kmで限界な感じで交換しました。
CALTEX Havoline FOMULA3 5W-30 100%化学合成 API SJ/CF
demon-tweeksより、MOTULと REDLINEを注文するまでのつなぎで購入してみました。
オートバックスにて 4680円でした。
缶に書いてあるうたい文句は以下の通り。
『あらゆる車種で高性能を発揮する、CALTEXの世界品質グレード。100%化学合成油、オールシーズン対応。API SJ/CF、ILSAC GF-2,ACEA A3/B3-96規格クリア。超省燃費とハイパフォーマンスを高レベルで両立させた、Havolineシリーズの高級グレードオイル。日本車、米国車のハイオーナーカーに最適で、高い性能と信頼性を発揮します。もちろんヨーロッパ車にも適しています。』
高性能オイルではないと・・・。まあ、つなぎで2週間ぐらいしか利用しない予定なんで良いか。
色は薄めです。今まで入れたエンジンオイルの中でも、1・2を争うほど薄いと思います。
茶色ではなく、きみどり色してます。
それと、粘度が 5W-30と柔らかいオイルなんですが、下の油圧グラフを見て分かるとおり、実際に柔らかいオイルのようです。
しかし、重くなっていた Yellow Hatオイルから交換したのでなおさら感じるのかもしれませんが、回転の上がりが良いオイルです。新品時には、フリクションロスが少ないオイルだ。と感じることが出来ます。
しかし、柔らかいオイルに共通のことなんですが、劣化したか?と感じるのも早いです。
1000km走らず、もう重くなってきた?(というか、高回転までスーっと軽く吹け上がる感覚が無くなってきた)と言うことで、そそくさと交換してしまいました。
MOTUL POWER RACING 100%化学合成
demon-tweeksより個人輸入しました。このオイルの単価は 2L缶で 15.27ポンドです(1ポンド 約166円で 2535円)。2L缶なので 2缶必要です。
(ちなみに、イギリスからだと送料もバカにならないほど掛かり、MOTUL,REDLINEとも、送料、通関税込みの概算で 8000円/4L程度の値段となってしまいます。)
オイル缶の裏には以下のように書かれています。
An exterme performance engine oil developed with professional racing teams.
Ester synthetic base stocks combined with specific anti-friction additives along with a heavy 5W30 viscosity produces an oil of excepptional quality:
- Friction is dramatically reduced
- Generally, engine running temperature will be lowered
- Higher film-strength available Oil will be more efficient
- Low rate of consumption due to evaporation
- Horsepower builds faster
- Engine reaches optimum running temperature sooner
フリクションがドラマスティックに減り、エンジン静かに回るから温度下がり、油膜強いから能率的で、ガソリンの気化ガス(ブローバイガスのこと?)で破壊が起きにくく、馬力が出やすく、エンジンより早く最適な温度になる。
おいしいことしか書いてないぞ!<当然(^^;
長持ちするんだろうか・・・??
粘度的には柔らかめのオイルの割には、色が濃いです。
写真で見ると向こうが透けて薄い色に見えますが、見た目は真っ茶色です。
添加剤が入っていて、MOTUL 300V POWERのようにバスクリンの色?を期待していた私は、少しがっかりでした。
しかし、においは独特のにおいがします。お酒のにおい、ウイスキーの水割りのにおいがします。
こんなにおいのするオイルも初めてです。
と言うことで使ってみました。2001/3月 92546kmから 2001/9月 99889kmまで 7343kmも使ってしまいました。
今まで使ったオイルの中で最長記録です、多分。
第一印象は、油圧が低い!。普通に油温の上がった 80度ぐらいでエンジンの回転を上げても 6kg/cm2行かず 5kg/cm2しか上がらないって、今まで入れたオイルでは初めてです。
まあ、オイルポンプには 5kg/cm2(6kg/cm2だったかな?)でリリーフ弁が付いていて、ポンプが吐出しても、油圧上がりすぎるオイルだとリリーフ弁へ逃げてしまい、全量がエンジンに回らず、油圧は高けりゃ良いのか?って言うのもありますから、油圧の低いのは良しとします。
使ってみた感想として、フリクションは小さい。エンジンの擦れるフリクションが小さいのではなく、オイルが柔らかい分フリクションが小さいと感じるのだと思う。しかし、柔らかいオイルに良くある、エンジン回していて不安感を抱かせるような、がさつな感じは無い。年中 4000rpm程度で走っていても、全く不安感は起きない。この点が、他の粘度の柔らかいオイルと異なっています。
それと、燃費も良いような気が・・。
但し、油膜の強さは他の MOTULに比べて弱いみたいです。
私の車は、カムがバルブをたたくタペット音がカチャカチャしているのですが、MOTUL 5W-40,10W-40は音が全くしませんでした。
しかし、MOTUL 5W-30は残念ながら音が少ししました。但し REDLINE 10W-40よりは音が小さかったかな。
と言うことで、このタペット音の大きさが油膜の強さに比例するのだとすれば、油膜の強さは以下のようになります。
MOTUL 5W-40 = MOTUL 10W-40 > MOTUL 5W-30 > REDLINE 10W-40
で、今まで使ったオイルの中で一番長い距離を使ってしまったのですが、実は 7300km、それも真夏を乗り切っても、別段劣化は感じられなかったのです。交換直後から油圧は低くて、その低い油圧のまま推移していたし、フリクションが増えたとも感じない、メカノイズが多くなったとも感じない。しかし、いい加減ひと夏、それも酷暑を乗り切って 7000kmだし、もう交換時期だろう・・。とのことで、オートバックスの 5W-50に交換したのですが、交換してみて感じたのは、まだまだ MOTUL、全然劣化していなかったんじゃん。かえってオートバックス新品の方がフリクション大きいぞ!(粘度が高いので一概には比較出来ないけど)。って事でした。
油圧が低い、粘度の小さいオイルは許せない!と言う方は別として、今まで入れたオイルの中で、(値段を考えなければ)一番お薦めのオイルです。
2003/3/12購入
Motul 300V Power Racing 5W-30 100%化学合成
2Lで 3100円
再び購入してみました。今度は、日本の通販より購入してみました。
値段は驚きの 3100円/2L。deamon-tweaksから個人輸入するより安いかもしれません。
というか、オートバックスで、オートバックスブランドの Mobil-1買うより安いかも?
買った所は、大和屋さん?です
個人経営のお店なのかな?良くは分かりませんが、注文してすぐに宅配便で送られてきました。
2L缶を 4本買って、送料 800円でした。
今度の缶は、裏面に以下のようなことが書かれていました。
RECOMMENDED USE:
Qualifying,timed proctice,climbing races,one-design races,group N races
For engine with very little dilution.
For all competition on racetracks,open road...
Excellent for non racing high performance gsoline or Diesel engines with or without catalytin converters.
私が和訳すると・・・
こんな使い方して下さい。
レースの予選、ヒルクライムレース、ワンメークレース、グループN、全てのチューンドカーがサーキット、公道レースにてエンジンがとても軽く回ります。
レース用でなくとも、ガソリン、ディーゼル、触媒有り無し関係なく、全てのエンジンに対して素晴らしいオイルです。
って、まえ買ったときにも思ったんだけど、持ちは良いのかいな・・
ちなみに、今度のは made in france製でした。
前回のは、どこ製だったか記録残ってないんだけど(^^;
注意書きがありました。大和屋さんのhpにも書かれていますが、使われる国の湿度によって、オイルの添加成分が異なり、アジア向けの正規品は、ヨーロッパ向けよりも湿度に強く作ってあるとのこと。ちなみに、北米向けというのもあって、これが一番湿度に弱いとのことです。
しかし、クレーム受け付けませんって書いてあるけど、日本の代理店経由の正規品を買ったらどういうクレーム受け付けてくれるんだろうか?
2000kmしか持たなかったぞ!ってクレームもありだとしたら、激しい走りで油温が上がる使い方する人なら、正規品を買う価値あるかも?
もう少したったら交換します。
2004/06/09追加
と書いてから 1年たってしまいましたが、
2003/08/10 120615km 大和屋さんから買ったフランス製 Motul 5W-30を入れる。
2004/01/31 124347km 3732km走行で交換
2004/06/09 127119km 2772km走行で交換
オイオイ、おまえ車に乗っているのか?って走行距離ですが、毎日乗っています。
田舎は行動範囲が狭いので、この走行距離でもあちこち色々堪能できてしまうんです、ハイ。
前回購入した、イギリス直輸入 Deamon-Tweakから買ったイギリス製の Motul 5W30は、随分長く持った記憶があるのですが、これは、交換までにそれほどの距離を乗っていませんねぇ?
いつもと同じように、そろそろ交換時期かな?と感じてから交換しているので、交換する基準は毎回異なってるという事も無いんですが、もしかしたら、短距離走行には不向き?なのかもしれません。
左が新品の Motul 300V Power Racing 5W-30です。
右は、4ヶ月 2772km走行後の写真です。
2004年時点では、この値段で買えるのだったら一押しなエンジンオイルには違いありません。
ただし、大和屋さん、hpを見ると Motulの正規代理店よりクレーム付いたとかなんとか書いてあり、せっかく安く買える所を見付けたのに、細々とひっそりで良いからがんばって続けて下さい!
と、密かに応援させていただきます。
MOTUL 300V POWER 100%化学合成 API-SG CCMC-G5
demon-tweeksより個人輸入しました。このオイルの単価は 4L缶で 27.48ポンドです(1ポンド 約166円で 4562円)。
裏面には、POWER RACINGのような能書きは書かれていませんでした。
色は、まるで CASTROL ZERO-Wのような色です。(写真は撮ってないけど、ZERO-Wもこういう色をしていた)
まるで、間違ってバスクリンを混ぜてしまったような色をしています。
オイル本来の色は茶色のようですが、表面に蛍光の黄色い液体が張り付くように浮かんでいます。
インプレッションですが、なんか期待しすぎていたのかもしれませんが、こんなもんなのかな?って感じです。フリクションロスも、CASTROL ZERO-Wを入れたときのような、年中下り坂か!って感じでもないし、ちょっと期待外れでした。日本で購入すると 1.2万円/4Lぐらいの値段が付いているオイルですが、この値段で買ったとしたらガッカリしていたでしょう。
これが、2000/07/09〜2000/10/07の間、80492km〜85114kmまで 4622km走ったオイルです。
ドレンから流れ出る所をすくってみました。
予想通り、最初に付いていた添加剤の色?、バスクリン色は無くなっていました。
しかし、割と我慢して 4622km持たせました。本当だったら 4000km弱で交換している感触でした。
持ちも普通なようです。
しかし、私の車での最高油温 105度まで 2回ほど上げてしまったので、これも持ちに相当影響していたかもしれません。
しかし悪いことばかりではありません。私の車、カムシャフトがバルブを叩くタペット音が大きめなのですが、MOTUL 5W-40,10W40とも、入れるとタペット音がしないのです。
フリクションロスは普通だけど、油膜は強いのかもしれません。
MOTUL 300V CRONO 100%化学合成
demon-tweeksより個人輸入しました。このオイルの単価は 2L缶で 15.27ポンドです(1ポンド 約166円で 2535円)。2L缶なので 2缶必要です。
裏面には以下のように書かれています。
Ester synthetic base stocks combined with specific anti-friction additives along with a thin 10W40 viscosity and natural Viscosity Index (no viscosity modifier) provide high performances
- Friction is dramatically reduced
- Generally, engine running temperture will be lowered
- High temperature coke deposits are not built
- Low evaporation and reducted loss of oil
- Horse power builds faster
- Engine reaches optimum running temperature sooner
少し POWER RACINGと書かれていることが違っています、が、大体同じと。
こっちの MOTULは、普通のオイルの色してます。
しかし、匂いがちょっと変わっています。変わっているというか、カストロールRSの匂いに似ていて、ちょっと甘い匂いがします。(RSよりは匂いが弱い)
まだ数キロしか走っていませんが、このオイルは油温が上がります。もう秋で夕方は涼しいのにも関わらず、あれよあれよという間に 90度まで上がってしまいました。
うーん、どうなんでしょうか。もっと走ってから追加インプレッションします。
走ったらインプレッションしますなどと書きましたが、1000kmも走らない所で右のカムカバーからオイル漏れしてしまい、ディーラーへ修理に出したところ、純正オイルを補充されてしまいました。
と言うことで、ろくすっぽ走らない内にオイル交換してしまいました・・・もったいなー!
REDLINE 10W-40 100%化学合成 API-SJ,CCMC-G4,PD-2 ,D-3,TG-2,TPD-2,TD-3,E2-96
demon-tweeksより個人輸入しました。このオイルの単価は 0.946L缶で 7.24ポンドです(1ポンド 約166円で 1202円)。0.946L缶なので 5缶必要です。
これも英語で色々と書かれていますが、MOTULと違うことが書かれている部分だけを書くと、
- Excellent low-temperature flow
- Excellent results in high & low-mile engines
- Not for break-in of engines - allow 3000miles
こちらは、低温でもオイルが良く流れ、長距離、近距離ばかり走る車でも良く、3000マイルまでは劣化しない。(break-inで慣らす。と言う意味だから、3000マイル走ってない車にはエンジン慣らしにならないから使うな?って意味かも?)
交換したらインプレッションします。
REDLINEも、普通のオイルと同じ色をしています。
どちらかというと、少し茶色が濃いめかな?
ただ、今まで色々とオイルを入れていて始めてなんですが、この REDLINE、酸っぱい匂いがするんです。
まあ酸っぱい匂いと言っても、色を写そうと思ってガラスの容器に少し入れて顔を近づけないと分からないぐらいの匂いなんですけどね。今まで、甘い匂いのするオイルは割とありましたが、酸っぱい匂いのするオイルって始めてです。酸化してるのか?。って事は無いとは思うのですが・・・
入れてみた感想としては、MOTULよりはフリクションロスは少ないみたいで、エンジンのフケは良し。MOTUL CRONOで 3500rpm?って感じで 5000rpmぐらい回ってしまっています。しかし CASTROL ZERO-Wのように、年中下り坂走っているみたいだ!。って程の変化ではありませんでした。
それと、2回連続 MOTULを入れてタペット音が消えていたんですが、REDLINEに変えたとたんタペット音が復活してしまいました。
MOTULは、フリクションは普通だけど油膜は強め。
REDLINEは、フリクションは小さいけど油膜は普通。
って感じでしょうか?
結局、11月 87123kmで交換し、3月 92546kmまで 5423km弱使いました。
ここまで距離を引っ張ったオイルも珍しいですが、最後は杉花粉でオイル交換したくなくてダラダラ持たせただけなので、本当ならば 5000kmぐらいで交換したかった雰囲気がありました。
MOTULと REDLINEどちらが良いか?と言われれば、新しい車だったらフケの良い REDLINE。距離走ってお疲れさまになりつつある車だったら、タペット音が完全に消える MOTULって所でしょうか。
上記オイルは、インプレッサに入れましたので、油温ごとの油圧を測定してみました。
以下のグラフは、共にアイドリング(800rpm)時の各油温に対する油圧の変化を表しています。
このグラフ見ると、オイル粘度数に比較して HKS SUPER NA RACINGの低温時の油圧が高めで Mobil-1の油圧が低めですね。
ちなみに、油圧が高ければ良いのか? って事は無いそうで、油圧が高いと言うことは、オイルが固いと言うことですから、燃費は悪くなるそうです。まあ、私の使った感じからすると、油圧が高くても、燃費悪いとは限らないんですが。
それに、上記グラフは、あくまでもアイドリング時の油圧なだけで、ZERO-Wだって、ちょっと回転数上がれば、MAXの 7Kg/cm2になってしまうのですから、燃費に関係しないと言えばそれで正解なのかもしれません。
ちなみに、HKS SUPER NA RACING 5W-40を入れている場合の、エンジンオイル油温 80度の時の、各エンジン回転に対するエンジンオイル油圧は以下の通りです。
私の車の場合 6.0Kg/cm2でリリーフバルブが働くようで、1500rpmぐらいまでに急激に 6.0Kg/cm2 まで上昇し、その後、ダラダラと 7.0Kg/cm2までエンジンオイルの油圧上昇します。
少し、油圧高過ぎか? って気もしますが、低いと(オイルが行き渡らなかったりして)問題になる事がありそうですが、油圧が高くって問題が出る事って、オイルにじみ等で、根本問題が起きるような事は無いでしょうから、まあ良しとしておきましょう。
●ミッションオイル
私のミッションオイルへの期待として、以下の3点を基準材料にしています。
(1) 冷間時にもミッションの入りが良いか
(2) 暖まった後はどうか
(3) 交換直後の滑らかさをどのくらい性能維持するか
の3点です。
ちなみにの情報として、勝手な粘度指数をそれぞれのオイルで記述しておきます。
冷間時の固さと、暖まった後の固さをただ単に、ミッションの入りが柔らかいか/固いかで数字に表しています。
ギヤに優しいか?、フリクションは小さいか? の2点は私には分かりませんので良い/悪いの判断材料にはしていません。
ただ、ミッション入れる時に、ガリ!っと来るようなオイルは、別途記述してあります。
純正 75W-90。鉱物油?。500円/L??
低温時には入りやすいが、暖まってくると入りずらくなる。
勝手な粘度指数=75W-120
まあ純正品ですから、お客様感謝デーなどの時に、3000円とかで交換出来る事だけが長所。
私は、暖まった後で入りずらくなるようなオイルは、その値段でも入れません。
一度、点検出した時に交換されてしまったことがあり、ミッションの入り方が固くなり許せず、家帰ってきてすぐに交換したことあります。
よって、距離を走った後の性能劣化は、どうなのか分かりません。
BP X7117 75W-90。部分合成油。2700円/L
今まで入れた中で、一番良いと感じたミッションオイルです。(MTF-Sの方も読んでね)
低温でもミッションの入りそれなりで、暖まってもスコスコ感を維持します。
交換直後〜4000Kmの勝手な粘度指数=75W-70。
但し、3000〜4000Km走行すると、低温時の性能が落ちてきます。
4000Km以上走った後の勝手な粘度指数=85W-75
私の経験では、7000〜8000Km使用出来ます。
色は、随分と透き通ったハチミツ色しています。
においは、ギヤオイル特有の胸くそ悪くなるにおいがします。
この写真は、X7117を使用し 33394Km〜41311Kmまで 7917Km走行した後のドレンボルトです。
X7117は、この程度金属粉が出ています。
BP X9118S 75W-90。100%化学合成油。3000円/L
交換直後のミッションスコスコ入る感触は、とても気分良い物があります。
本当に、ミッション別物に載せ変えたか?と勘違いするぐらい入りが良くなります。
交換直後の勝手な粘度指数=70W-65
但し、X7117と比べると、初期の性能を維持できる距離は短いと感じました。
だいたい、2000Km走った辺りから、低温時のミッションが固くなり出します。
2000Km〜の勝手な粘度指数=90W-75
で、5000Km程度走ると、暖まった後も固くなり出してきます。
5000Km〜の勝手な粘度指数=90W-85
私は、5500Km走ったぐらいで限界と感じ、交換しました。
新品当初は非常に良いですが、耐久性は低いと感じます。
OMEGA 690 75W-90
遂に購入してしまいました。オメガ 75W-90です。
良く知らずに購入しましたが 690というのが品番らしい?です。
ちなみに、購入したのは通販の AUTO-AQUというお店で、5L入りの物が定価 27500円の所、25%引きで 20625円でした。1Lあたりに換算すると 4125円ですから、少し長めにもってくれればペイできそうです。
早速交換したのですが、交換直後に感じたことは、ミッションがズコ!っと言う感触で入るようになったことです。
今まで使用してきたオイルは、シフトチェンジするときの最初の重さが入りきるまで続く感じなのですが、オメガは最初の重さを通り越すと一気に軽くなり途中からはすっこぬけたような軽さで一気に入るとでも言うのでしょうか。
交換直後の勝手な粘度指数は、75W-70でしょうか。X7117と同じ程度だと思います。X9117には負けています。
その後 100Kmほど走ったら、どうも変化がありました。X7117で 4000Kmぐらい走行したときと同様な 85W-75ぐらいと入りが非常に悪くなりました。
オイオイ、大丈夫だろうな〜〜しっかりしてくれよ!!ホント。洒落になんないよ。
変化表れるかと思い様子見ていましたがダメでした。
高い値段出して購入したのに、大外れって所でしょうか。
結局 53133Km〜54410Kmの 1277Kmしか走っていないのに入れ替えてしまいました。あ〜〜もったいな。これは本当に勿体ない・・・
予定として、ミッションオイル 3.3Lあれば十分 LOWと HIGHレベルの中間に来るので 3.3Lずつ入れ、もう 5L買って 10Lを 3回交換する予定でいます。こんなダメなオイルを3回も交換する訳無いので中止!
オメガのミッションオイルの色はと言うと、写真では色が良く出ていませんが、実は真っ赤なのです。赤ワインか、どす黒い血の色かというような色です。
冷えている時の粘度は随分と高いです。ドロッとしていました。
白いペーパータオル(台所用)にしみ込ませると色がハッキリ分かります。
怪我して出てきた血のような色です。
会社で使用していた MIL規格の作動オイルがこんな色してましたね。
1277Km走行したミッションオイルドレンボルトの鉄粉状況です。
ミッションの入り方に比例してかどうかは分かりませんが、距離が少ないくせに鉄粉多いです。それも、細かい砂鉄のような鉄粉でなく削ったような感じの鉄粉が出ています。
REDLINE LightWeight 75W/80W?。100%化学合成。通常店頭価格 2800円/L。私の購入価格 1960円/L
はっきり言って、インプレッサには合いません。
柔らかすぎて(?)、かえってミッションの入りが非常に悪いです。
300Kmぐらい走行して、こりゃ駄目だと交換してしまいました。あーもったいな。
REDLINE LightWeight SHOCKPORRF 75W-145。100%化学合成。通常店頭価格 3200円。私の購入価格 2240円/L
もう何年段ボールの中で寝かせちゃったかな・・ 4年?
まだ試していません。
THRUST GEAR 75W-90 GL-6 部分合成油。2250円/L
缶に書いてあるうたい文句は以下の通りです。
『日本初の乗用車用ボーレート系個体潤滑のギヤオイルです。従来のサルファー(硫黄)系と比較して、極圧性、耐久性、ギヤ表面の対浸食性などの差は2倍以上を確保しています。』
5000Km走行して、サーキット走行もしていたので一応交換してしまいましたが、うたい文句通りまだまだ持ちそうな雰囲気でした。
ミッションの入り方も、多少ガリ感が伝わってくるときも、本当にたまにありますが、それ程気になるガリ感でもないし、ギヤの入り方もなかなか良かったので、お薦めできる一品かもしれません。何と言っても、値段の安いのがとっても良いです。(それでも高いけど)
交換直後の勝手な粘度指数=75W-75
低温でも、X7117と同じぐらいミッションの入りは柔らかいです。
4000Km程度走ると、低温時にミッションの入りが固く感じられてきました。
4000Km〜5000Kmの勝手な粘度指数=85W-75
交換直後のスコスコ感を除けば、BP X7117とタメ張れるかもしれません(少なくとも BP X9118Sよりは良い)
缶のうたい文句を今書いてみて気が付きましたが、ドレンボルトの磁石に付いていた金属粉も、他のオイルを使用していた場合に比べて少なかった様な気もします。次回交換する時から、ドレンの写真も記録することにしよう‥‥
FET 75W-90 GL-5+ 100%化学合成。2700円/L
缶の裏に書いてあるうたい文句は、
『トランスミッション部におけるパワーロスを極限まで押さえた低粘度設計でありながら、最新のオイルテクノロジーの投入により、理想的な潤滑効率を実現し、かつ強固な油膜保特性を確保します。』
『極圧性及び熱安定性に優れたフォーミュレーションの採用により、常にスムーズなシフトフィーリングを実現させます。』
『100%化学合成、それもポリマーを使用しないノンポリマー仕様のため、ギヤのせん断による粘度低下もなく、初期の高性能を長期に亘り維持。これによりギヤの保護も長期に亘り万全です。』
何て書いてあります。
実際の使用感は、外れです。
REDLINE 75W80W程の大外れではありませんが、値段的に全然安い THRUST GEARよりも全然ミッションの入り方悪いし、低温時にガリ感が伝わってくるし、なんと言ってもミッションを抜くときに引っかかる現象の出るのが嫌です。もうすぐ抜かれることになるでしょう。(結局 500Kmぐらい走行して交換してしまいました)。で、あまりにももったいなかったので、上抜きで綺麗な部分を、デフオイルとして再利用しました。
ちなみに、交換直後の粘度指数は、85W-85でしょうか。7000Km走った X7117より駄目です。
オイルの色はこのようなエンジンオイルのような色でした。
WAKO 7590LSD。部分合成油。3800円/2L
私、このメーカー色々な小物も作っていて好きなので購入してみました。
デフオイルで使用したので、柔らかさ等は分かりません(^^;;
ただ、10000Km近く走行した純正オイルから交換したので、デフオイルの交換にもかかわらず、ミッションの入りが良くなりました。
みなさんも、ミッションの入りが.. という人は、デフオイルの交換してみるのも良いかもしれません。
開封後 1年半たってからの色なんですが、薄いハチミツ色しています。
1年半前にデフへ入れたときには、もっと黄色い色していたと思ったのですが、さすがに酸化したのか?
MOTUL GEARBOX 80W-90モリブデン入り。部分合成油。2700円/L
モリブデン入りというのにひかれ購入してみました。
購入したのは、オートバイ用品売っている、南海部品港北店です。
しかし、湿式クラッチ使っているオートバイのミッションオイルとしては、このようなモリブデン入りなんか適さないのに、なんでオートバイ用品店で売っていたのかは ????? です。
で、開けて見てびっくり。てっきり、青い色した有機モリブデンが入っているのかと思いきや、オイルの色は真っ黒けっけな二流化モリブデン入りでした。
う〜む、予想が外れた。
まあ、デフオイルとして使用するので、なんだって良いという話しもありますが..(^^;;
当然、柔らかさとかの事は分かりませんm(..)m
Castrol MTF-S 75W-90 部分合成油。購入価格オートバックスで 1880円/L。
やはりカストロールのミッションオイルも買ってみないことには示しが付かないだろう(??)と言うことで買ってみました。
ディスカウントでも売られているかもしれませんが、オートバックスでもそれ程の値段でなかったのでオートバックスで購入しました。
1880円/Lと今まで購入した中では一番の低価格なミッションオイルです。
入れたての印象は、ん?値段の割には良いかも‥‥
交換直後の粘度指数は75W-7575W-70に訂正。当初は 75W-75ぐらいか?と思っていましたが、X7117と同等に変更します。
オイルを注ぎ込むときにも感じたのですが、凄く柔らかいオイルです。
どのぐらいの柔らかさかというと、エンジンオイルの ZERO-W 0W-30と同じように、勢い良く注ぎ込んでしまってもじょうごからあふれ出さない柔らかさです。今まで使用したミッションオイルの中で、一番柔らかい(流動性がある)ミッションオイルかもしれません。
その予想通り、低温でもミッションの入りが非常に良いです。
ただ柔らかいからか、多少シフトノブに(気にならない程度で)ガリ感が伝わってくるときもあります。
その後、約 3000Km走った辺りから、走り出しの暖まっていないときにシフトが入りづらい現象が出だしました。但し、暖まれば購入当初の柔らかさでした。
約 3000Km走行後の勝手な粘度指数 80W-70
その後、後もう少しは使えるかな・・・と言う感じがしていましたが、5000Kmで交換してしまいました。
5000Km走行後の勝手な粘度指数 85W-70
低温時の固さは悪くなってきますが、暖まった後のシフトの入りやすさは、交換直後も 5000Km走行後も変わらないような感じでした。
但し、F型や G型のインプレッサは、ミッションが私の乗っている D型と随分違うらしく、Niftyでの話では、余り純正とかわらん?。と言う話らしいです。
MTF-Sの色はと言うと、X7117と同じ様な薄いハチミツ色です。
X7117よりは、黄色の色合いが強いようです。
MFT-Sを入れて、54410Kmから 59XXXKmまでの 5000Kmを走った後のドレンボルトの鉄粉です。
その後、もう一度使ってみたんです。
今回、2000年5月現在 1万キロぴったり使っているのですが、なんと、まだ購入当初のスコスコ感を維持しています。朝一番のミッション冷えているときにも入りはとても良く、これはどうしたことか?と言うぐらい調子良いです。いちおしミッションオイルかもしれません。
その後、2000年8月まで、9ヶ月間 18598km入れっぱなしでしたが、スコスコ感を維持したままでした。
いくら何でも 18598km無交換というのは、いくらシフトフィールの変化が無くとも交換しなさ過ぎだろう??と言うことで、続けて MTF-Sを入れたのですが、交換しても冷えているときの入りは変化無かったので、18598km走っても、スコスコ感は新品当時から変化が無かったと言うことになります。
ちなみに、18598km走った後の MTF-Sは、こんな色になっていました。
他のオイル、抜いた後の色など記録取っていませんが、泥水のようです(^^;
まあ、元から黄色い色したオイルなんですが。
これは、18598km走った後のドレンボルトです。
オイル交換時、81838kmに達していたので、新車の時ほど鉄粉が出ない。と言うのはあると思うのですが、それにしても鉄粉の付着が少ないです。MTF-Sって柔らかいオイルですから、それ程ギヤに優しいオイルだとは思えないのですが、そうでも無いようです。
2004/06/09追加
月日は流れ、カストロール MTF-Sの缶のデザインも知らぬ間に変わっていました。
少し値上がりして 1974円/1Lでした。
税抜きだと 1880円/1Lだから、前と値段は変わらないか。
しかし、オートバックスで売っているミッションオイルの種類が少なくなったような気が・・
もしかして、ミッションオイル買いだめでもしておかないと、簡単に買えなくなる日が近い??
裏面には以下のような事が能書きとして書かれていました。
FF車 トランスアクスルに最適
部分合成トランスミッション・トランスアクスル用
規格(性能レベル) GL-3,GL-4,GL-5 SAE 75W-90
タイプ:部分合成油
カストロール MTF-s 75W-90は、エンジンオイルの
トップブランドであるカストロールが、独自の化学合成
油技術(シンセティックテクノロジー)を駆使して開発
した、低温から高温まで優れた潤滑性能を発揮する、ト
ランスアクスル・トランスミッション用高性能オイルです。
・低温粘度特性に優れ、極低温下においても優れたシフトフィーリングをお約束します。
・高品質添加剤を使用する事により、温度条件、すべり速度にかかわらず、卓越したシンクロ特性を発揮します。
・科学合成油の働きにより、高温下においても卓越した潤滑性能を発揮し、ギア(歯車)の摩耗・損傷を防ぎます。
適用:4輪トランスアクスル、トランスミッションにお使いいただけます。
*粘度表示は SAE J306-91を参照しています。
この商品は英国カストロールのライセンスの元に日本で製造されております。
検索に引っかからないので文字で入力しましたが、クリックすると拡大写真になります。
缶のデザインが変わったので、色も写し直してみました。
左が新しいデザインの缶に入っていた MTF-S新品です。
前もこんな色だったかなぁ?
もう少し濁った色だったような気がしますが、今度のは、まるで天ぷら油のように透き通ってます。
匂いはいつもの、胸くそ悪くなるギヤオイル特有の匂いがします。(極圧剤として含まれている硫黄やリンの匂い?)
右は、23ヶ月 20773km走った MTF-Sです。
酸化してこんな色になっているのでしょうか。エンジンオイルのような色です。
ほんと、以前は色々とあっちを試し、こっちを試し、大外れを引き当て、少し調子良くて大喜びし・・
と言うのが信じられません。
長持ちする。入りも良い。買うのも簡単。値段も安い。2004年時点で MTF-Sはミッションオイルのベストです。
近頃走行距離が伸びないと言うのもあるのですが、このミッションオイル、非常に長持ちするので、次に交換する時売っているか?と言うのが、今のオートバックスなどのミッションオイルの品揃えを見ると、心配です。
2006年になってもこの商品は現行商品でしょうか?>カストロールジャパンさん
高温にさらされる車用のオイルは、常温未開封ならば酸化もせず新品の性能は維持すると思うんで、本気で、買いだめておこうか?と考えています。
ちなみに、ミッションオイルって FF用、FR用、LSDデフ用など、種類別に売っていますが、
FRミッション用 -- ただ歯車が平行に動力を伝達しているだけ。入力軸と出力軸は平行な物用。
FFミッション用 -- 歯車は平行に動力を伝達しているが、デフも潤滑している為、ハイポイドギヤの潤滑性能も要求される物用。
LSDデフ用 -- ハイポイドギヤの潤滑性能とシンクロのギヤの入りやすさは相反する性能だが、ハイポイドギヤの潤滑性能に特化したタイプ。
って意味があるんだと思っています。
と言う事は、インプレッサのミッションオイルは、縦置きエンジンでリアのプロペラシャフトへも出力しているけど、フロントタイヤを回す為に、縦横 90度変換も行っているので、ハイポイドギヤの性能も満たしているミッションオイルである必要があると思います。
ハイポイドギヤって言うのは、入力軸と出力軸が 90度回転方向が異なり、ギヤが斜めに切られていて、滑りながら力を伝達するタイプのギヤ。
GT-Rのように、ミッションとフロントデフが別々のギヤオイルで潤滑するようになっていれば、ミッションオイルはシンクロ性能に特化した物を選んで。って選び方が出来るんですけどね。
まあ今までも、ハイポイドギヤのことを気にして選んだ事はありませんが。
デフ用に購入しました。シングルグレードの BP X5116です。
別にデフなら何でもいいやって事で・・・
ちなみに、購入価格はオートバックスにて 1380円/Lでした。
デフへ入れた感じからすると、冷えている時の固さは相当固いです。
ミッションへ入れたとしたら、冷えている時は固くてシフトが入らないかも??
但し、トラストギヤーと同じく、規格として存在する GL-5の上を行く GL-6という数字となっていますから、高負荷かかる部分には最適か?
X5116の色はと言うと、X7117に比べて黄色ではなくだいだい色っぽいです。
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