ミッションオイル交換
最終更新日 2004/06/09
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エンジンオイル交換方法はこちら => インプレッサ レガシィB4
ミッションオイルの交換手順です。
インプレッサだけでなく、レガシーなどのスバル車全般、同一トランスミッション使っている物は同じやり方で交換できると思います。
私がやっている方法なので、もっと正確ないい方法があるのかもしれません。
しかしこの交換方法は、エンジンオイルの交換と同一の手間でミッションオイルの交換が出来るので、スバル車好きです。
ミッションオイルの交換を行う時には、車の下へ潜り込む必要がありますので、ジャッキアップしてウマ噛ませる等の事が必要です。
私は、この絵のような厚めの板3枚重ねの上げ底用板作成し(材料費、左右で 1500円程)、車を約 15cm程浮かせる方法取って、車体の下へ潜っています。
この程度車を浮かせるだけでも、車の下で寝返りがうてる高さになります。
で、車の下に潜り込むには、ダンボールも必要です。
特に、私の駐車場は、下が砂利なので、厚めのダンボールでないと、ごりごり石が当たって痛くて潜れません(^^;
車の下へヘソの辺りまで潜ると、車体の中心線の位置(ドライブシャフトの延長線上)にドレンボルトが見えます。
私の車には、CUSCOの TYPE-1ロアアームバーが付いているのですが、その真上です。
私は 22mmのメガネで外しましたが、ちょっと緩めなので、21mmが正解な様です。
ボルトを取り外すと、ドド〜っとミッションオイルが抜けます。
ちなみに、前だけ持ち上げているとミッションオイル後ろの方にたまっているようで抜けきらないので、抜け出したら車体は水平の方が良いです。
ドレンのちょうど真下にバーがあるので、ミッションオイル抜く時には、いつもバーがオイルだらけになります(^^;
取り外したドレンボルトには、磁石が付いていて、砂鉄のような鉄粉が付いています。
ネバネバしたように見えるのが、金属くずの付いている部分です。
ちなみに、この金属くずは 2.2万キロから 2.7万キロまでの 5000Km走行での量です。
取り外したら綺麗にしておいて上げましょう。
取り外したドレンボルトには、取り付ける前に、水道管に巻くバルカテープを巻いておきます(液体パッキンでも可)
オイル漏れを防ぐ事が出来ます。
ちなみに、バルカテープは、黒い矢印の方向、ボルトを締め付ける時に緩まない方向に巻きます。
本当は、エンジンオイルドレンボルトに使用するような、金属パッキン(つぶれるタイプのワッシャー)を毎回交換するらしいです。
確かに、二つ上の写真には、つぶれたワッシャーが付いているようにも見えます。しかし、現在は取れてしまってワッシャー無しです、はい。(本当は良くない?)
まあワッシャー無し、バルカテープのみで 12万キロ使っていますが、オイル漏れは起こしたことが無いので問題無しだと思います。
白矢印の先にある、わっかのような物が、ミッションオイルレベルゲージです。
引っ張って抜くと、エンジンオイルの量を見るゲージと同じく、ミッションオイルのレベルを見る事が出来ます。
レベルゲージを抜いて上から覗くと、こんな感じで筒が見えます。
ミッションオイルは、下から入れる事も出来るんでしょうけれども、ミッションオイルレベルゲージの穴から入れると凄く楽です。
ここにジョウゴをつっこんで、上からミッションオイルを入れると凄い楽に入るんです。
スバル車の特典です。他のメーカーでは、こんな簡単にミッションオイルを入れる事は出来ません。
私は、ミッションオイルレベルゲージの筒へ、エーモンのじゃばらホース付きジョウゴを差し込んでオイル入れています。
ジャバラの先の太さが、レベルゲージの筒の太さとぴったり合い都合が良いです。
写真のように差し込むと、こぼさず入れる事が出来ます。
ちなみに、下抜き、又は、このレベルゲージから上抜きしても、注入量は 3.5リットル位がちょうど良いみたいです。
(電動オイル抜きを使った上抜きは、どうも抜けない時があるようなので、面倒では無いですから下抜きをお奨めします。)
まあ、レベルゲージ付いていますから簡単に確認出来ますし、レベルゲージに付いたオイルをティッシュで拭き取る事によって、オイルの汚れや、金属粉の混ざり方も確認出来ます。
特に新車時は、5000kmも無交換だと、このレベルゲージに付いたミッションオイルに金属粉が混じっているのが確認できます。
ティッシュに付けてキラキラ光っている金属粉が確認できたら、さっさとミッションオイルを交換してあげましょう。
下から抜いて、オイルを 3000cc入れた時のレベルゲージの位置です。
LOWより下なので、少し足らないようです。
500cc追加して 3500cc入れた時のレベルゲージの位置です。
LOWと FULLの真ん中あたり、最適量?のあたりへ来ています。
3.0Lと 3.5Lで、レベルゲージの位置は随分上がりますから、残り 0.5Lもったいないから入れちゃえ!と入れてしまったら、FULLを超えてもっと上に来てしまうでしょう。
もったいないですが、捨ててしまうか、密封しておいて、次に交換する時に使いましょう。
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