タイヤインプレッションページ

更新日 2001/06/02
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私が今まで取り付けたことのあるタイヤのインプレッションページです。
これ又独断と偏見で書いてありますから、そこら辺を考慮して話半分で見て下さい。

ちなみに、今までインプレッサへ履いたタイヤを順番に並べると・・
純正(4本),RSベータTUNE2(2本),RE711(2本),NEOVA(2本),VIRAGE(2本),PILOT SPORT(2本),P-ZERO(2本)と、最初の純正品以外は全て2本での購入ですから、並んでいる順番の前後のタイヤとのセットで、前後タイヤとして使っていたと言うことになります。



[純正]/[FALKEN RSβTUNE2]/[POTENZA RE711]/[ADVAN NEOVA]/[MICHELIN GTX VIRAGE]/[MICHELIN Pilot SPORT]/[PIRELLI P-ZEROアシンメトリコ]/[RE-01]



S01 WRXに最初付いてくる、ブリジストン POTENZA S01です。
まあ、極端なハイグリップタイヤでも無い替わりに、持ちは良かったです。
必要にして十分なグリップ感でした。



FALKEN FALKEN RSβTUNE-II
取り付けたサイズは純正と同じ 205/50-16です。前タイヤ 2本だけ交換しました。
交換費用も含め、2本で 28800円でした。(オートバックス生田店で交換)
このタイヤに交換して一番良かった点、それはわだちに強い車になったことです。
フロントで 7000Km(サーキット走行 1回 1時間強含む)。残り 2本の純正タイヤを RE711に交換したのですが、その時に前から後ろへ持っていきリヤで 10000Km(サーキット走行 1回 1時間強含む)。と走っていて、残り溝約 3mmぐらいでしょうか。
サーキット走行等をすると、目に見えて減っていきます(^^;



RE711 ブリジストン POTENZA RE711
取り付けたサイズは、純正と同じ 205/50-16です。前タイヤ 2本だけ交換しました。
FALKENと同じくオートバックス生田店で交換し、交換費用含め 2本で 46410円でした。
このタイヤに交換して良かった点、それは絶大なるグリップ力です。
雨天時の走行も、RSβTUNE2に比べても良いです。
舗装路と濡れた路面のグリップ力の差が少ないと感じます。



走行後 これは、岐阜県の YZサーキットと言う所を 1時間強走った後の写真ですが(上の写真がサーキット走行前の写真)、このような減りをしました。
YZサーキット、3速で全開まで行かないぐらいのショートサーキットですが、加速減速がきつく、コーナーもタイトなコーナーが多いのでタイヤには厳しいですが、RE711の方が RSβTUNE2よりもきれいな減り方で、なおかつ減り方少ないと思います。
但し、激しく使うとブロックがもげてしまうとの報告も凄く見ますので、本格的に使用する人には向いていないタイヤかもしれません。
あくまでも、スポーツタイヤであって、競技用のタイヤでは無いとのメーカー見解らしいです。
で、サーキット走行で、矢印部の様にタイヤのブロックの角が削れたのが原因かどうかは ?? なんですが、走行中のタイヤノイズが激減しました(^^;; いいことなのか悪いことなのかは ??? ですが。

1.1万キロ後 RSβTUNE2を ADVAN NEOVAに交換したので、NEOVAを前輪に履くこととし RE711は後輪行きです。
そのタイヤローテーション時に撮影した写真ですが、残念ながら新品時の溝の深さは測定していないのですが、前輪で 1時間のサーキット走行を含む、29144Kmから 40695Kmまで 11551Kmを走行して、残り溝 6.2mmあります。
グリップはいまだ健在。但し、路面の打音、タイヤノイズは新品時に比べ大きくなってきているようです。後、センター付近のハンドルの切れが、多少ダルになっているような気が。

綺麗な減りの RE711 さらに走りました、サーキット。
後輪に履き、日光サーキットを 10分 + 15分の 25分走った後の写真です。
気温は 18度ぐらい?。天気は曇り、この 25分間の路面はドライでした。
なかなか綺麗に減っています。タイヤ表面、とけたような状態になっていますが、ズルズル滑り出すようなことはありませんでした。
ちなみに、サーキット走行すると、2〜3割ぐらい空気圧が上昇するのですが、そこで空気を抜かないと、タイヤのだれるのが早いと思います。と言うことで、走行後の空気圧が、2.2Kg/cm2になるようにしています、後輪の場合。

フロントへ 日光走行会終了し、次は RE711を他の物に交換するつもりなので、良く減るように前輪に RE711を持っていきます。
このとき、溝の測定したのですが、走行距離 43429Km時点(前回の測定から 2734Km走行)で残り溝 内5.1mm/中6.4mm/外6.0mmでした。前回測定時には、タイヤ外側の測定だったのですが、どうも、タイヤの内側外側で減りが相当違うようなので、今回から 3箇所の測定をすることにしました。
この写真、向かって左側がタイヤの内側なんですが、内側の方がタイヤ外側のブロックに比べると、真っ平らに減っています。
もしかして、私のインプレッサ、サス純正なのに鬼キャン(^^;

結局、RE711は 55125Kmまでフロントで 17311Km。リアで 2734Kmの合計 20045Km(フロント、リアそれぞれで 1時間ずつのサーキット走行を含む)をこなし、最後の残り溝測定では、内3.6mm/中5.3mm/外4.9mmでした。(まだスリップサインまで 2mmぐらい余裕があった)
前回測定時の 43429Kmからは、途中でスタッドレスタイヤを履いていた期間があるので 5760Kmの走行なんですが、この距離で 内1.5mm/中1.1mm/外1.1mm減ったことになります。(2.14mm/1万キロの減り

サーキット走行しても、私の技量ではブロック飛び起こさなかったし、流れ出しも穏やか、雨でもトリッキーな動作はしない。
普段の街乗りでも強大なグリップ力で、私の思っている限界速度以上でもグリップし、ブレーキかければ、それこそその場で止まるようなグリップ。
あと筆頭に値するのが、スーパーなどの屋上駐車場などへ登る、らせんの登り坂などで、普通のタイヤだとキーキー鳴いてしまいますが、RE711は全く鳴かずにグリップしているのが凄いと感じます。

総評として、減り方も穏やかだし、グリップも強大、サーキット走行もこなしウェットのグリップも強力でトリッキーな動きはしないと不満が付けられないタイヤです。RE711を付けているという(ネームバリューによる)満足感もありました。



後ろに今はいている FALKENが、残り溝少なくなってきて釘とかに弱くなりつつあるので、以下のようなタイヤを候補に入れています。

ミシュラン MICHELIN Pilot SX SX-GT
オートバックスで聞いたら 1本 32200円。オートテックで聞いたら 18000円でした。
まあ、ぼったくりオートバックスですから‥‥(MXX3と値段間違えている?)
この上に、Pilot SX SX-MXX3と言う最高グレードがあるのですが、このグレードだとスピードレンジが YR(300Km/hまで)ってタイヤになり、日本では必要無い領域な速度のことまで考えられていそうで、低速域のハンドルがダルになりそうで怖いです。(以前買った Good Yearの EAGLE ZRと言うタイヤが、ステアリングレスポンス極悪で懲りた事ある)
で、SX-GTの方は、スピードレンジ VR(240Km/hまで)で、まだ良いかなって所で‥‥

ピレリ PIRELLI P-ZERO SYSTEM 駆動輪用の Asimmetrico(アシンメトリコ)
オートバックスで聞いたら 1本 34900円。オートテックで聞いたら 32000円だったかな?。
WRCで走っているインプレッサがピレリのタイヤを履いていて、そのフィードバックで開発されたタイヤは P7000なんですが、その上、ピレリの最高峰タイヤです。ちなみに P7000は、オートテックで 2万円台でした(正確な金額は忘れた(^^;)。でも、モーターショウでピレリ(阿部商会の人)に聞いた所によると、P7000を買うんだったら絶対 P-ZEROの方がいいとの事でした。グリップも良く持ちも良いとのこと。
いつかは履いてみたいのですが、ミシュランの値段聞いてしまったら、やはりピレリ高いですぅ〜。
ちなみに、P-ZERO SYSTEMには、FR車の前輪用の Direzionale(ディレッツィオナーレ)もありますが、4WDなインプレッサの前輪は駆動輪だから Asimmetricoがいいとの事です(阿部商会の人いわく)

この外国銘柄 2種類は、村上タイヤのホームページに体験談沢山書かれています。



と色々悩んだのですが、結局

NEOVA 何の事は無い、ADVAN NEOVAにしてしまいました。何と無難な‥‥
1本 22900円でした。
新品時の溝の深さ 7.7mmです。

日光走行後 前輪に履き、日光サーキットを 10分 + 15分の 25分間走行した後の写真です。
後輪に履いている RE711と同じように、こちらも、綺麗な減りをしています。表面は RE711と同じくとけたような感じになっていますが、NEOVAもズリズリと滑り出すようなことはありませんでした。
ちなみに、前輪の場合は、サーキット走行時の温間空気圧が 2.5Kg/cm2になるよう空気抜いています。
通常、冷間時 2.4Kg/cm2に空気圧しているのですが、サーキット走ると 2.9〜3.0Kg/cm2に上がってしまい、この空気圧のまま走行すると、タイヤがズリズリと滑り、アンダーステア等が出やすくなり、無理にタイヤこじり変なタイヤの減りを招くと思います。

リヤへ 日光走行会も終了したし、NEOVAは温存するため、リヤへ持っていくことにしました。
このとき、残り溝の測定をした所、走行距離 43428Km(前回の測定から 2734Km走行)で、内7.5mm/中7.4mm/外7.1mmでした。
走行距離が 2734Kmですが、この内サーキット走行 85分間(内 45分間はウェット路面)の走行が効いているのか、減りは随分進んでいます。
平均すると 0.366mm減っているので、1.34mm/1万キロな減り方です。(そんな凄い減りではない)
こんな表面スポンジみたいに溶けていたら、減りも早いと思ったんだが・・・??

その後 2000年1月にスタッドレスタイヤへ交換したので、その時に残り溝測定してみました。
走行距離は 64341km (前回の測定から 20913km走行)で、内4.6mm/中5.0mm/外5.1mmでした。平均すると 2.43mm減っていますから、1.16mm/1万キロな減り方のようです。(ちなみにリアに履いて)

その後 2000年8月に残り溝の測定してみました。
走行距離は 82198km (前回の測定から 13289km走行)で、内4.0mm/中3.1mm/外3.4mmでした。平均すると 1.4mm減っていますから、1.05mm/1万キロな減り方のようです。(ちなみにリアに履いて)

へった NEOVA 2001年4月。遂に NEOVAも限界に達し、交換することにしました。
写真見て分かる通り、偉い減ってます。しかし、私がこれほど減るまで使うなんて滅多にありません。だいたい、途中で飽きてしまい他のタイヤを試したい!病が起きてしまうのですが、NEOVAは飽きませんでしたね。と言うか、不満点は唯一、ショルダーが固くて乗り心地が悪い。って事だけでした。
ここまで減るまで使っても片減り無し。タイヤノイズも購入時とほとんど変化無し。ドライ,ウェットのグリップも変化無し。タイヤの持ちもえらい良い。と、今まで履いた中で一番のおすすめタイヤではないでしょうか。

最後のタイヤ残り溝測定時(この写真の 805km手前)で、外2.9mm/中1.8mm/内2.6mmです。
前回測定時 82198kmから 92866kmまで、途中のスタッドレスタイヤの期間 1965kmを引くと 8703km走っていますが、外中内平均すると 1.067mm減っていますから 1.226mm/1万キロな減りでした。

結局 NEOVAは 98年9月30日 40695kmで購入し、フロントでミニサーキットの走行を 85分間含む 2734km。リアで 42905kmの合計 45639km使いましたが、減り方を平均すると 5.267mm減っていますから 1.228mm/1万キロの減りでした。
殆どがリアでの使用だったこともあると思うのですが、それにしてもグリップの割に減りが少ないタイヤです。



GTX Virage RE711の後がまは、MICHELINの GTX VIRAGEにしてみました。
サイズは、純正と同じ 205/50-16で、1本 16000円。その他交換工賃等含め、税込み2本で 35700円でした。
いつもタイヤ交換に利用しているオートバックスで交換したので、安売り店とかに比べると、多分 1本 2000円ぐらい高いんだと思います。回転方向の指定はありません。この写真向かって左側が車体外側になるように取り付けます。

交換前は、約2万キロ走行した RE711だったのですが、これとの比較をすると

●わだち性能
2万キロ走行した RE711に比べると、やはりわだちにハンドル取られにくいが、取られた場合割と一気に車が流れてしまい、取られない だろうと身構えていない?ので、怖いことがある。

●グリップ
やはり RE711に比べると、ワンランク下みたい。
一気に滑ることはないが、割と低い速度域からススゥ〜っと滑っているような感じがする。
それと、この滑っているかな?以上の速度を出して曲がると、RE711では絶対に何ともなかった速度なのにタイヤが泣き出します。
RE711と NEOVAは同じぐらいのグリップ感、滑り出し方です。

●センター付近のステアリング応答性
RE711と同じぐらい応答性は良い。もしくは同等以上良く、NEOVAよりは確実に応答性は良い。
RE711より NEOVAの方が応答性は悪いです。

●音
やはり静か。ゴーって言うブロック打音は無い。(パターンがブロックパターンでないから当然か(^^;)

●乗り心地
やはり良い。サイドウォールが柔らかいのか?
でも、ぐにゃっとした腰砕け感?は無いんですよね。
RE711と NEOVAは同じぐらいの乗り心地(ゴツゴツ感)です。

●蛇角に対する応答性
RE711を 1:1とした場合

 実際の曲がり方
 │                +      *
 │              +    *
 │            +  *
 │          + *
 │        +*
 │      *
 │    *         + -- RE711
 │  *           * -- VIRAGE
 │*
 └────────────
                 ハンドル角

の様に、少ない蛇角では同じように曲がるが、蛇角が増えれば増えるほど RE711よりも VIRAGEの方が曲がらないと思います。

ゆるせん! しかし、これは許せません。
何と、バランスウェイト40gの物が付いています。今までこんな大きい物を見たことがない!!
オイオイ、粗悪タイヤか?
取り付けたオートバックスへ文句言ったら、もっと大きいウェイト取り付けている方もいますよ?と平気な顔して言うし・・・・

購入直後(走行距離 55126km時点)の残り溝測定は、内7.4mm/中7.2mm/外7.6mmでした。

その後 2000年1月にスタッドレスタイヤへ交換したので、その時に残り溝測定してみました。
走行距離は 64341km (前回の測定から 9215km走行)で、内5.9mm/中5.9mm/外4.4mmでした。平均すると 2.00mm減っていますから、2.17mm/1万キロな減り方のようです。(ちなみにフロントに履いて)
減りが早いともっぱらの評判で、1万キロで丸坊主?何て話しも聞いていたので、本当か?と実証してみたい気もあって試しに履いてみたのですが、ビックリするほど減りが早い。って訳でもありませんが、減りが早いのは本当のようです。



MICHELIN Pilot SPORT MICHELINの Pilot SPORTです。

前輪に履いていた VIRAGEの残り溝が少なくなってはいないんだけど、もう飽きたので他のタイヤを試したい病?が勃発し、MICHELINの最高峰タイヤを履いてみることにしました。

と言うよりも、北九州市に引っ越してきて、村上タイヤが福岡市にあるというのを知り、村上タイヤでタイヤ交換をしてみよう!、って事で交換しました<なんじゃそりゃ(^^;

候補に上がっていたのが、何回目の候補か忘れてしまうほど何回も買おうと思っているが手が出ない、PIRELLI P-ZERO
それと MICHELIN Pilot SPORTです。
さっそく村上タイヤさんへメールで問い合わせたら、以下のような返事が返ってきました。
P-ZERO 24900円
Pilot SPORT 19900円
(共に 205/50-16で、工賃、処分量、バランス取り代を含んだ値段)

何でも、MICHELINの方は、RE711や NEOVAと対向できるよう値段を下げた。とのことで、それだったら履いてみるしかあるまい!。とのことであっさり決定。

さっそく村上タイヤさんへ出向き、交換しました。
話好きの、気さくな店長さんと店内でタイヤの話などをしていたら作業完了、あっと言うまでした。

会計を済ませ、ミシュランの Tシャツをお土産でもらったりして、お店を後にしたら、今まで履いていた VIRAGEとの差をすぐに体感できました。いやいや、これはスゴイタイヤです。

何が凄いかって、VIRAGEでは、レーシンググローブが必要なほど道路のワダチにハンドル取られ、たまらなかったのですが、Pilot SPORTは、全くワダチなど意に介さず真っ直ぐにダーっと走っていきます。いったいこの差はなんなんだ!って言うぐらいのワダチ性能の良さです。RE711や NEOVAは VIRAGEよりもワダチにハンドル取られていた記憶があるので、RE711などと比べたら、凄い差だと思います。
特に、今度引っ越した北九州市は、トラックが多く走っている訳でも無いのに道路の損傷が激しく、市内至る所にワダチがあるので、ワダチ性能が良いタイヤはありがたいことです。

その他気が付いた点は・・・

ハンドル角度 45度ぐらいまではスローな感触だが、45度以上ハンドル切るようなコーナーだと、一気に旋回性能が加速する。以前履いていた VIRAGEが、ハンドルを切り足していっても余り曲がらなかったと言うのと好対照で、切れば切るほど 2乗とまでは行かないけど 1.3乗ぐらいの勢いで旋回の勢いが増していく。
気を付けないと、コーナー深く回り込んでいたのね!オリャー。とハンドル切り足すと、切りすぎちゃってオットットとなってしまいます。

70km/hぐらいから、ゴーという音では無いが、ダーというか、ガーと言うか、音が大きくなる。

ハンドル切れ角 45度ぐらいまではスローな旋回性能だと書きましたが、この感触が影響しているのか、絶対的なグリップ力は VIRAGEにも負けているような気がする。

サイドウォールというか、タイヤ全体が柔らかいのか、乗り心地が凄く良い。185/65-15のスタッドレス並な乗り心地。

その他のインプレッションは、村上タイヤへ送ったインプレッションをご覧下さい。

購入時の残り溝は 8.0mmでした。

その後 2000年8月に残り溝の測定してみました。
走行距離は 82198km (履き始めてから 11882km走行)で、外5.1mm/中5.4mm/内3.8mmでした。平均すると 3.233mm減っていますから、2.72mm/1万キロな減り方のようです。(ちなみにフロントに履いて)
オイオイ、凄い減り方だな・・・

ちょっと写真は無いのですが・・
交換寸前での残り溝測定 95933km時点で、残り溝は 外4.0mm/中4.0mm/内1.7mmでした。
前回の測定からスタッドレスの距離を除くと 11770km走っていますので、平均すると 1.533mm減っていますから 1.30mm/1万キロの減りでした。

結局、23697km使い、余りの片減り、余りのうるささに嫌気がさし、交換してしまいました。
全てフロントでの使用で、4.767mm減った訳ですが、2.193mm/1万キロの減り方でした。

減りはチト減り過ぎか?って感じがしますが、そんなことは問題ではありません。とにかくうるさすぎ。もう買わないでしょう。



P-ZERO インプレッサを購入当初から履いてみたかった PIRELLI P-ZEROアシンメトリコ、遂に行ってしまいました。
購入は村上タイヤさんで、201/50-16のサイズで 1本 18400円でした。
前回聞いた時には、1本 25000円近かったのに、随分と安くなった物です。

と思ったら、製造年月日が古い。
179という番号が書かれていたので、17週 9年って意味だから 1999年の 4月・・・
オイオイ、これって許せないんじゃ?(だから安かった??)
村上タイヤさんへ聞いた所、ごめん、確認してなかった!、早急に交換させてもらいます!って事で、新品入荷待ちです。

ちなみに、この製造の古いタイヤ、93671kmから 95978kmまで 2307km走行したのですが、購入時の残り溝 外7.7mm/中8.0mm/内7.1mmから 外7.0mm/中6.6mm/内6.0mmまで減りました。
平均すると 1.067mm減っていますから 4.624mm/1万キロの減り。
サンプリングの距離が短く、おまけに連休で山道を沢山走ったとはいえ、これは凄すぎ?
製造の新しいのに交換したら、もっとサンプリングの距離を伸ばし、ちゃんと測定することにします。

と言うことで、製造の新しいタイヤが到着とのことで無料で交換してもらいました。
日付 これは新しいタイヤの日付ですが、0900と書かれているので 2000年の第 9週、2000年の 2月か 3月って所でしょうか。
余り新しいって事もないな・・、交換したの 2001年の5月だから。

ちなみに、1999年 4月製造の P-ZEROアシンメトリコは MADE IN ITALY。2000年 3月製造の物は MADE IN GERMANYでした。
どっちもタイヤの性能的には変わりないようです。
購入時の残り溝は、こちらのタイヤは 外7.8mm/中8.2mm/内7.3mmでした。

インプレッションですが、まずは良い点。

乗り心地が良い。
ミシュラン Pilot Sportもスタッドレス並と書きましたが、そんなの比べ物にならないほど乗り心地が良いです。P-ZEROこそ、185/65-15のスタッドレス並、嫌、もしかしたらスタッドレス以上に路面からの突き上げが少ないと思います。

タイヤノイズが小さい。
殆どしないと言っていいぐらい。P-ZEROの前に履いていた Pilot Sportがうるさかったのでとても静かに思えるだけかもしれないんですが、とても静かに感じます。

立体駐車場でスキール音がしない。
NEOVAや RE711も、デパートなどの立体駐車場のような滑りやすい地面で少しぐらいの無理してもスキール音しませんでしたが、P-ZEROは全くスキール音がしません。今まで履いた中で、(立体駐車場にて)一番スキール音の少ないタイヤです。

良くない点

ステアリングレスポンスがダルである。
ダルというのは言い方が違うか。具体的に言うと、ステアリングの角度が 45度でも 60度でも、なんだか回り込みの度合いが一緒。その後 75度まで切り込めば 45度より回頭性が良くなるが、60度まで戻しても 75度の時と一緒。
センター付近の遊びが全域に渡って存在するような感じです。
乗り心地が良いと言うことはタイヤが柔いと言うことなんだと思いますが、それが悪い方向に作用しているみたいです。
センター付近の遊びは、一般的なタイヤと同じ程度だと思います。

グリップは中の上という感じでしょうか。NEOVA,RE711程ではないけど、GTXビラージュや Pilot Sportよりは良いと思います。しかし、グリップは良いのかもしれないけど、全域に渡って遊びがあるようなステアリングレスポンスなので、ステアリングを切り足しても回頭性に変化が出ないので、グリップしているのか滑っているのかを掴みづらく、凄く不安を感じます。

現在は、RE-01を買ったこともあり、P-ZEROはリアに持って行ってます。
リアで使う分には、ステアリングレスポンスなど関係無いので、非常に良いタイヤに感じます。



RE-01 Niftyの FCAROフォーラムにてみなさん絶賛していたので購入してみました。
Pilot Sportとの交換です。
購入は村上タイヤさんで、205/50-16 1本で 15500円でした。
まだ余り走っていないので簡単に行きますが、ステアリングがリアルレスポンスです。ステアリングを切った時の回頭性の増え具合が、ステアリングを切った角度に比例して増していき、リアルでとても良いです。

購入時の残り溝は、外7.1mm/中7.9mm/内7.0mmでした



今まで使用したことのあるタイヤの評価グラフを作ってみました。

グラフ


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