東芝 RD XS46 HDDの交換
sorry Japanese only
PAGE作成日 2005/10/23
最終更新日 2007/05/06
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250Gbyteの HDDを内蔵した DVD/HDDレコーダー 東芝 RD-XS46です。
家の近くのヤマダ電機で 5万円強の値段で購入しました。

これに内蔵されている HDDを、HDDリムーバブルケースで交換して入れ替えられるようにしてしまおう!
ガチャポン出来るようにしよう!って計画です。

rd-xs46 ガチャポン
完成写真です
HDDリムーバブルケースを使用し、抜き差し可能にしました
(当然 XS46の電源を落として抜き差しする必要があります)



まずは、HDDを交換して立ち上がるのか?を検証してみました。

RD-XS46 内部 HDDビデオの上蓋を外します。
ネジは、裏に 3本。
側面に 2本ずつ。4本。
計 7本で留まっています。

ST3250823ACE 使われている HDDは、SEAGATEの ST3250823ACEです。
まるきり同じ型番ではありませんが、2005年10月現在 ST3250823Aは 11000円程度で購入できます。
これを、試しにまず 1個購入。

RD-XS46に最初から繋がっていた HDDを MASTER
今回購入した HDDを SLAVEにして LINUXが起動する PCへ接続します

私が今回使用した linux PCは SCSI HDDから起動しているので、
MASTERに接続した ATA HDD 1台目は /dev/hda
SLAVEに接続した ATA HDD 2台目は /dev/hdb
になります

まずは fdiskコマンドを使って XS46オリジナル HDDのパーティーションを確認してみます
緑色の文字部分が入力したコマンドです
[root]# fdisk /dev/hda
デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも
含んでいません
新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更は
メモリ内だけに残します。その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。

このディスクのシリンダ数は 30401 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)
警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって
正常になります

コマンド (m でヘルプ): m
コマンドの動作
   a   ブート可能フラグをつける
   b   bsd ディスクラベルを編集する
   c   dos 互換フラグをつける
   d   領域を削除する
   l   既知の領域タイプをリスト表示する
   m   このメニューを表示する
   n   新たに領域を作成する
   o   新たに空の DOS 領域テーブルを作成する
   p   領域テーブルを表示する
   q   変更を保存せずに終了する
   s   空の Sun ディスクラベルを作成する
   t   領域のシステム ID を変更する
   u   表示/項目ユニットを変更する
   v   領域テーブルを照合する
   w   テーブルをディスクに書き込み、終了する
   x   特別な機能 (エキスパート専用)

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/hda: 250.0 GB, 250059350016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

 デバイス ブート   始点      終点  ブロック   ID  システム

コマンド (m でヘルプ): q

色々なパーティーションを確認できる linuxでも、XS46純正の HDDが
どのようなファイルシステムなのかを確認することは出来ませんでした。


ちなみに、これは購入直後の ST3250823Aの fdiskの表示です

[root]# fdisk /dev/hdb
デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも
含んでいません
新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更は
メモリ内だけに残します。その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。

このディスクのシリンダ数は 30401 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)
警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって
正常になります

コマンド (m でヘルプ): p

Disk /dev/hdb: 250.0 GB, 250059350016 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 30401 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

 デバイス ブート   始点      終点  ブロック   ID  システム

コマンド (m でヘルプ): q


それでは XS46純正の HDDより、購入した HDDへ、中身を丸ごとコピーします
ddというコマンドを使用します。
このコマンドは、HDDをファイルごとではなく、物理セクターの 1から最終ブロックまでを
そのままコピーしてくれます。
今回のように HDDのファイルシステムを認識できなくとも、関係無くコピーできます

[root]#dd if=/dev/hda of=/dev/hdb bs=10M
読み込んだブロック数は 23847+1
書き込んだブロック数は 23847+1

1時間55分かかりました。気長に待ちましょう。


AF80IP HDDをがちゃぽんするのに使用するのは、このようなリムーバブルケースです

ガチャポン XS46内部から、電源と ATAのケーブルを引き出して、
このように XS46の上に設置すれば出来上がり

まずは、リムーバブルケースを XS46の上に置いて
ケーブル引き出すのに適当な位置を決めます
白矢印のあたりでしょうか。
私は安易にドリルで穴を開けてペンチで引きちぎりました

ホットボンド バリがたっていて危険なので、ホットボンドでバリを隠します

こんな感じで、電源ケーブルと ATAケーブルを引き出します

リムーバブルケースを張り付けます
本当だったら、スクリュー止めにしたかったのですが
両面テープで安易に取り付けました

リムーバブルケース コピーした HDDをリムーバブルケースへ入れます

ガチャポン ホイ、出来上がり

HDDを入れ替えれば、問題無く立ち上がり、HDD内のタイトル一覧も
交換した HDDの物に入れ替わっています。


結局 ST3250823Aは 5台購入しました
これだけ入れ替える HDDを購入すると、XS46のスペアーも欲しくなってしまいます




2006/06/24追加

HDD冷却ファン 長時間録画、再生を行っていると HDDが異常な熱を持つのが気になって、冷却ファンを取り付けてみました
ファンと HDDリムーバブルケースの 5inchベイ固定ネジ穴を、穴あき金具で止めただけです

ただなぁ、取り付けて、確かに HDDは熱をまるきり持たなくなりましたが、この青く光る LEDが・・
近頃の PC用ファンは、この手の怪しい色に光る物が多くて困ります
パッケージ見ても、この手のことは書いてないことが多く、取り付けてみてびっくり!です

使用した部品です
PCの CASE用に買ってあった 12cmの DC12Vファン
右は、取り付け用の穴あき金具

12cmぐらいの大きめのファンになると、高速回転する物は少なく、低い回転でゆっくり回る物が多いので騒音はほとんどありません



2007/05/06追加

購入してきた HDDは linuxに繋いで ddコマンドなどやらずとも、フォーマットも何もせず接続して電源投入すれば、フォーマットされてませんがフォーマットしますか?とか聞いてくるので、実行を選択すると、短時間の QUICKフォーマットみたいのを実行してすぐ使えるようになります。

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