HDD BigDrive問題の確認方法
sorry Japanese only
最終更新日 2006/12/06
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玄関を出ようとしたら雪が降っていて道が凍っていた。
こんな時の1歩目は、力強く踏み出さず、滑るのか、大丈夫なのか、確かめながら踏み出すはずです。

Big Drive問題も同じです。

転ぶのか?、転んだら泣くのか?、転ばないから大丈夫だろう。
ではなく
泣く理由を知り、安全な内に自分で転んでみよう!

ってページです。

注:
自分で危険な状況を作り、実際に HDDの論理クラッシュ実験を行っての結果を
書いている訳ではありません。
色々なページを見て、大容量 HDDへ大事なデーターを保存する時には、
本当に対応しているのか?を実際に確認するのが一番。
と言う結論に達し、まとめただけのページです。

Big Drive問題が起きる理由

Big Drive問題とは、IDEのコントロールが、少し前までは 28bit長でセクター (1セクター = 512byte)のコントロール
を行っていた為 2^28 * 512byte = 137Gbyteまでのコントロールしか出来ず、それを超えると、セクターの指定が
0へ戻ってしまい、既にあるファイルへ上書きしていってしまう。


(1) Big Driveに対応していると 137Gの次は 138Gへアクセスできます。
(2) Big Driveに対応していないと 137Gの次は 0Gへ戻ってしまい、違った所へ書き込んでしまいます。


2^28 * 512 は
1k=1000byteで表すと 137Gbyte
1k=1024byteで表すと 128Gbyteです。

って問題です。

通常は、最初から (2)の状態で、大容量 HDDを買ってきたのに 137Gしか認識できない、どうなってるんだ?
ってなるんだと思います。これならまだ安全。全部使えないから勿体ないだけです。

問題なのは、OSを入れ直した。他の PCから HDDだけ移設した。
って時、全容量見えているけど実際は対応してない。
だから 137Gを超えるところへ書こうとすると 0へ戻って上書きする。
と言う状況になるのではないか?と私は思ってます・・

Windowsなどを入れているシステムドライブとして使っていたら、ドライブの先頭部分にあるであろう Windowsを
壊していくので、割と早くに『あれ?ハングして立ち上がらなくなった』と気が付くでしょう。
しかし、キャプチャーなどで動画を保存しているドライブだったら、再生して見るまで気が付かないと思います。
(HDDの最初のセクターは昔で言う FATで、管理領域を全然別の物で上書きしてしまい、HDDに全くアクセス
できなくなってしまうのかも?)

おまけに、レジストリーやドライバーを色々変更し、Big Driveに対応しているんだろう?と思っても、
実は対応してるんだか自信が持てなかったり、しっかりした確認方法が確立してない。ってのも不安に拍車をかけます。

と言うことで、以下の検証方法へと続きます。

Big Drive問題の検証方法

BigDrive対応しているかの検証方法は以下の通りです。

(1) 画像ファイルをまず保存。画像が開けるのを確認。
(2) 137G以上の書き込みを行う。画像ファイルが引き続き開けることを確認。

って、要は、大事なファイルを書き込む前に、137G以上実際に書き込んでみて、
壊れないか大丈夫かを確認してみる。
いとも簡単な方法です。

ちなみに・・・
私は Big Driveに既に対応させた Win2000を使っています。
54Gbyteの圧縮ファイルが解凍できるかは確認しました。
しかし Big Drive未対応の状態でこの実験をしたことはありません。
対応していない状態で 137G以上の書き込みテストをしたら
(1) そのパーティーションだけ
(2) そのドライブだけ
(3) 繋がってるドライブ全部

どこまで影響が出るのかは知りません。(多分 (2)だと思います)

しかし Big Driveの製品って、2001年12月には発売されてるんだよなぁ。=> 秋葉PCホットラインの当時のページ
3年もたっているのに、何で今でも、こんな恐怖を引きずっているのだろうか、不思議です・・


前置き長くなりましたが、以下は 137Gbyte以上の HDDが X:ドライブで、何も入ってないと仮定して話を進めます。

まずはこれを Downloadして下さい => 1st.lzh 48kbyte
解凍すると画像ファイルが 1個出てくるだけです。

解凍して出てきた TEST.jpgを開いてみましょう。以下のような画像です。


次にこちらのファイルを Downloadして下さい => 150G.LZH 1257kbyte
****************************************************************
**  注意        解凍すると 150Gbyteにふくらみます       注意  **
**  注意    テストするドライブへ向けて解凍しましょう    注意  **
****************************************************************
こう書いておかないと デスクトップへ解凍する人も出てくるかなと思いまして・・
大容量 HDDを、小さくパーティション切り使用している。
後半の余っている部分を大きく切って使おうと思った。
そこで Big Driveに対応しているか調べようと思った。

このような場合、BigDriveに対応していなかった時に消えてしまうのは HDDの最初の部分でしょうから、
既に使っている前半部分は、別ドライブにバックアップ取るなりしてから実行しましょう。
(BigDrive問題って、パーティーション容量の問題ではなく、もっと HARDに近いセクターコントロールの
問題なので、この考えで合っていると思います)

注意書きが長くなってしまいましたが、この圧縮ファイルは以下のような内容になっています。

1.bmp〜48.bmpまで。48個のファイルで 150Gbyte (162,000,012,960byte)あります。
(巨大ファイルを 1個だと、解凍時に CRC Checksum errorとかなってしまうので 4Gbyte以下にしました)

これを先ほどのテスト画像を保存した X: ドライブへ向けて解凍します。
150Gbyte書き込むことになりますから、相当時間がかかります。
まあ 20Mbyte/secぐらいの書き込み速度でしょうから、まあ 2時間ぐらいはかかると思います。

137Gの壁は、正確には 512byte*(2^28 -1)ですから、512*(268435456-1)=137,438,952,960byteです。
k = 1000で計算して 137Gbyte
k = 1024で計算すれば 128Gbyteです。

書き込み終わった後、再び TEST.jpgを開いてみましょう。
最初と同じようにテスト画像を開くことが出来れば、あなたの OSは 48bit LBAにてコントロールされ、
Big Driveに対応しています。
144ペタバイト(ペタ=10の15乗)まで使えるらしいです。おめでとうございます。
(マザーボードの IDEコントローラーと、PCIに差す ATAボードでは、ドライバーが異なりますから、
こっちが OKだったんだからあっちも OKだろ。
って事は無いと思います。それぞれで確認しましょう。)

残念ながら TEST.jpgが開けなくなってしまったあなた。
ドライバー、レジストリー、何かしら対応していない部分があるんでしょう。
その為、137Gbyteの壁にぶち当たり、ファイルが上書きされてしまいました。

その他の有用なソフト

このページへリンク張られていたサイトをあちこち見て、Big Driveの確認を行うのに適しているのでは?
って感じたソフトを紹介します。
(私は使ったことがありませんのであしからず)

http://www.vector.co.jp/soft/win95/hardware/se323524.html
Disk I/O Checker
HDDの空きスペースをフルに使って書き込みを行うテスト用のフリーソフトのようです。
これを使って HDDの空き容量にファイルを書き込めば BigDrive対応しているかどうかの確認が出来ると思います。

Big Driveへの対応方法


今 Big Drive問題に一番詳しい?と思われる 2ちゃんのスレを引用しておきます。
がんばって 137Gbyteの壁を突き破りましょう。
ちなみにこの Tip'sは、自作PC板HDD買い換え・増設大作戦 スレからの引用です。
最新スレは、スレ一覧から、HDDとか 大作戦 で検索すると見付けやすいでしょう。

どうすれば良いんですか? なんて質問しても、過去スレ嫁(読め)!って一蹴されると思いますから、まず自分で色々と調べましょう。

  4 名前:Socket774 投稿日:2005/08/17(水) 11:37:03 NIKAW6SW
*********(・∀・)突き破れ!! 137GB(128GB)の壁(・∀・)その1********* 

?(;´Д`)Windows上で137GB(128GB)超えを扱うにはどうしたらいいんですか? 
 (・∀・)IDEドライバが48bitLBAに対応していることが第一条件で、BIOSの対応はまた別問題。 

?(;´Д`)IDEドライバを48bitLBAに対応させるにはどうしたらいいんですか? 

 (・∀・)WinXPで標準IDEドライバを使う場合。(atapi.sysを使う場合) 
  (1)SP1以降を当ててatapi.sysを48bitLBA対応のものにすればOK。 
  (2)ただしSP1ではスタンバイ時にデータが破損するトラブルがあるので 
   http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;331958 
  ここ↑にあるスタンバイパッチをあててatapi.sysを最新バージョン(5.1.2600.1135)にする。 
  SP2はスタンバイパッチ不要。 

 (・∀・)Win2Kで標準IDEドライバを使う場合。(atapi.sysを使う場合) 
  (1)まずSP3以上をあててatapi.sysを48bitLBA対応のものにする。 
  (2)更に、レジストリにEnableBigLbaの項目を作成。 
  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Atapi\Parameters\ 
  値の名前:EnableBigLba   データ型:REG_DWORD  値のデータ:1 
  これをダウンロードして実行しても可→ ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~winter/2ch/hdd/LBA.lzh 
  ※VIA 4in1ドライバの場合も、標準IDEドライバを使うこともあるのでレジストリ追加が必要。 
   
 (・∀・)チップセット、ATAカードのメーカー等からドライバを導入する場合。 
  48bitLBA対応のドライバを導入すればそれでOK。 
  (例: Intel 8xx chipset→IAA導入、VIA→IDE miniport Driver導入) 

?(;´Д`)BIOSの48bitLBA対応が必須な場合を教えてください。 
 (・∀・)FDISKなどDOS上で137GB(128GB)超えを扱う場合。 
 (・∀・)Win9xのDOS互換モードで137GB(128GB)超えを扱う場合。 

  ※WindowsはHDDアクセスにBIOSを経由しないので(起動時とDOS互換モード時にはBIOSを経由する) 
  BIOSの48bitLBA対応は必ずしも必須では無い。 
  ※Windows起動時にはBIOS経由でHDDにアクセスするため、 
  BIOSで認識可能な範囲内にシステムパーティションがなくてはならない。 



  5 名前:Socket774 投稿日:2005/08/17(水) 11:37:38 NIKAW6SW
*********(・∀・)突き破れ!! 137GB(128GB)の壁(・∀・)その2********* 

?(;´Д`)137GB超えを認識しましたが、正常に使えるか確認したいんですが? 
 (・∀・)通常フォーマットで(クイックフォーマットでなく)137GB超えの領域がエラー無く確保出来ればOK 
  ※Windows上でフォーマットできてることが大切。DOS上のツール等でフォーマットできても確認にならない。 
  ※クイックフォーマットの場合でも実際に137GB(128GB)超えの領域で読み書きができればOK 

?(;´Д`)137GB超えた領域を確保済みのHDDに48bitLBAに未対応な状態でアクセスしたらどうなりますか? 
 (・∀・)その場合でも、137GB超えた容量が見えてしまいますが、 
  実際には137GB超えた領域にはアクセスできない。そして137GB超えた領域に 
  書き込もうとすると、先頭の方の領域に誤って書き込んでしまって、システムが 
  破壊したり、パーティションが破壊されたりします。 

?(;´Д`)BigDriveにOSをインストールする時に全容量認識してくれないんですけど。 
 (・∀・)Windows2000/無印XPではOSインストール時には全容量認識できませんので、 
 先頭から128GB未満の位置にパーティションを切ってそこにOSをインストールしましょう。 
 標準ドライバを使う場合、WindowsXP SP1以降なら、インストール時に全容量認識できます。 
 だから、無印WindowsXPの場合はSP1以降の統合ディスクを作ってOSインストールすれば全容量認識できます。 
 環境によってはインストール中にF6押してBigDrive対応IDEドライバを入れて全容量認識できる場合も有ります。 

?(;´Д`)Windows9xで、BigDriveを扱うにはどうればいいですか? 
 (・∀・))Windows9xは、標準ドライバが48bitLBA対応してないので、そのチップセット対応した 
   Windows9x用の48bitLBA対応IDEドライバを入れてください。 
  (例: Intel 8xx chipset→IAA導入、VIA→IDE miniport driver導入) 
  なお9x用の48bitLBA対応ドライバが無いチップセットの場合は諦めて別の手段を取って下さい(ATAカード導入等) 

自分で作った検索文字列回答集

win2000 インストール BigDrive
C:ドライブなどのシステムパーティーションは、300Gとか大容量は必要ありません。
10Gぐらいに切って win2000を installした後、BigDriveに対応させればいいです。
と言うか、winやアプリなどプログラム系のファイルと、画像や動画などの雑ファイルを
同じパーティションに入れるのって嫌じゃありませんか?
どうしても C:だけでやりたい!って人は、win2000のインストール用 CD-ROMに SP4パッチ
をあて、組み込まれるドライバーもきちんと BigDriveに対応させた win2000 boot CDを
自分で作ることが出来ます。
『win2000 ブート CD 作成 方法 ISO』等で検索すると該当ページが見付かると思います。

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