車の DIY整備での注意事項

sorry Japanese only

最終更新日 2004/11/04
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車の DIY整備をするにあたっての注意事項です。
青春指南役さんの『DIYの心得と注意』を読み、ウーム、やり方だけをダラダラ書いているのも良くないか、まずは安全。次に倫理。と言うことで、安全に関する事項です。

車の下へ潜るときは安全第一で

車は重量が 1300kgもあります。
50kgの人に上に乗られただけで死ぬほど痛いのに、人の 30倍も重さがある車にのしかかれられたら生きていられる筈がありません。
車の下に潜って作業をするときは、安全第一、『もしも』が絶対に起きないよう準備してから作業をしましょう。

(1) 簡単に横へずれて倒れてしまうパンタグラフジャッキへ自分の命を預けない。
(2) もしもジャッキ、馬がずれてしまった時にも生存空間が確保されるよう、タイヤなど頑丈な物を車体の下へ入れてから潜る。
(3) パーキングかけたままフロントをジャッキで持ち上げると、真上に上がらず斜め上の方向へ持ち上がります。ズレ、倒れるなどを引き起こしますから、ジャッキアップは、ジャッキに付属のタイヤが動くように、ジャッキが動かなくとも反対側のタイヤが動くよう、サイドブレーキを外しておいてジャッキアップし、真上に持ち上がるよう、変な力が加わらないようにしましょう。


片側固定して上に持ち上げると、上でなく斜め上に上がる。

バッテリーは大電流

車のバッテリーは 12Vと電圧は低いですが、インプレッサの標準品 55D23Lでも、50Aの電流を 1時間流し続けるだけのエネルギーが蓄えられています。
バッテリー、上部が平面で工具を置くには最適な場所にありますが、プラスとマイナスの端子は、工具がちょうど届いてしまう距離でもあります。
大電流が流れても熔けないスパナなどでショートさせてしまったら・・・

(1) バッテリーの上に、工具を置くのはやめよう
(2) 電気関係の作業をする時は、バッテリーのマイナス端子を外してから
(3) バッテリーのプラス端子の作業時は、プラス端子とボディ間でショートの危険があるので、マイナス端子をまず外してから。

等に注意して作業をしましょう。

ブレーキ、サスなどは、まず安全確認

ブースト計を取り付けたが、配管間違えて動かなかった。
コンポ交換したが、左右のスピーカー配線を間違えて音が変。
プラグの熱価を上げすぎて、かぶってしまいフケが悪い。

こんなのは、自分が不便なだけで、人を殺しませんから問題ではありません。
どんどん失敗しましょう。
失敗を自分で解決することにより、全てが自分のスキルアップに繋がります。

パッド交換後にブレーキペダルの踏み込みをしなかった為、家から出た所でブレーキが効かなかった。
パッド交換したが、レース用の高温優先、低温で効かないパッドだったので、雨の日にブレーキが効かなかった。
エアー抜きしたが、ブリーダーを閉めすぎてネジ山なめていたのに気が付かず、思いっきりブレーキかけたらブリーダーがすっぽ抜けた。
サス交換したが、ボルト締め付けすぎでボルトに亀裂が入っていたらしく、急ブレーキかけたらタイヤがそっぽむいて事故になった。
これはまずいです。他人へ危害を加えてしまう可能性があり、失敗は許されません。
しかも、どれもあり得ない話ではありません。
車は動かなくなっても危険ではありませんが、止まらなくなった、動いている時にコントロール出来なくなったら殺人マシーンとなってしまいます。
ですから、止まらなくなってしまうパーツの整備を行った時には、まず安全確認。
家を出てすぐそこの交差点で急ブレーキが必要になるかもしれません。
慣らしがどうのなど言ってないで、急ブレーキテストをまず行ってみましょう。

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