Fuel Filter交換
最終更新日 2004/11/22
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Fuel Filterの交換日記です。
Fuel Filterって、普通の車は 10万キロ位での交換が推奨されていますが、インプレッサの場合 4万キロでの交換が推奨されています。
と言うことで、46000Kmと、少し推奨期間を過ぎてしまいましたが、交換してみようと思います。
ちなみに、Fuel Filterが詰まりだすと、フルブースト時の燃料が足らなくなってしまうとか、燃圧が下がってしまい、燃料を供給出来なくなるらしいですね。
燃圧計付けていませんから、どのぐらい燃圧が下がってしまっているのかは分かりません。
これが新品の Fuel Filterです。型番は 42072AA200で 4840円でした。
では、Fuel Filterはどこに付いているのか?と言うと、ウインドウオッシャータンクの横に付いています。
固定方法も、パッチンと止まるクリップで固定されているだけですから、簡単に外すことが出来ると思います。
但し、ゴムホースはがっちりとくっついていますし、ゴムホース固くて頑丈な物が使われているので、ホースを外すのは大変でした。
もう、ひたすらグリグリやりながら引っ張るしかありません(^^;;
私は、朝エンジンかける前に交換したのですが、まだ燃圧残っていたのか、ホースが抜けたらおちょこ1杯ぐらいのガソリンがちょろちょろと出てきました。
もしガソリンが下に垂れることを考えると、場所的に左側バンクの真上辺りで灼熱のエキパイもありますから、車両火災に発展する可能性があるので、エンジンが熱いときの交換は、やめた方が良いと思います。
ホースが外れ、フィルターが外れたら、新品取り付けるのですが、一応 Fuel Filter内部にガソリン満たしておいた方が良いだろう、エアーが入ったままよりは。と思いFuel Filterの IN側だけホース取り付け、Key を On位置にして約1秒後。それは凄い勢いでガソリンが Fuel Filterの OUT側から吹き出てきました。
凄い勢いと言っても、水道の蛇口全開と言うほどではありませんが、オォ!と思うぐらいの勢いでした。
ラジエターグリルの先まで飛びます。
せっかくだからと言うことで、取り外したフィルターの汚れを見てやろう!と、偉い苦労してフィルター分解してみました。
さすが、燃料関係の部品だけあって頑丈に作られていました。だてに 5000円の値段が付いている訳では無いようです。
苦労してばらした結果、こんなん出てきました。(ちょっと、夕日で黄色い色が強めです)
フィルターは、何の変哲もない紙フィルターでした。厚さは、ボール紙ぐらいの厚さです。
この写真は、紙フィルターの一部を切り取って、中も見えるようにしています。
46000Km使用し、ドロドロのヘドロのようなゴミが堆積しているかと思いきや、全くヘドロ状の汚れはありませんでした。
しかし、細かい砂鉄のようなゴミ(燃料ポンプから出た金属粉?)はフィルター一面に付いていました。
フィルターの元の色がどのような色だったのかが分からないので何ですが、フィルターの表面を指で触ると、指が真っ黒になったので、汚れていた事は確かです。(フィルターの表面が黒っぽいのは、汚れていて黒いのです)
でも、このぐらいの汚れで燃料の流れが阻害されるのか?。ん〜、あの勢い良く吹き出た燃料ポンプの勢いからすると、このぐらいの汚れでも、流れ阻害されるかも?しれません。
再度交換しました。前回の交換が 45931kmで、今回の交換が 96042kmですから、このフィルターは 50111km走ったことになります。
私の車は燃費が 8〜9ですから 6000リットル程度のガソリンが通過したことになります。
前回と同様、内部を確認してみましたが、前回よりも汚れているような気が・・?
フィルター(紙)の一部分を切り取って表裏を写真に納めましたが、これだけの差があります。
ガソリン、外側から入って内側に抜ける構造なんですが、INと書いてある外側は、真っ黒け。触ると指が真っ黒になります。OUT側の内側まで汚れは浸透していません。
しかし、分解するためにガシガシフィルターを振ったりしたので、内部に残っていた多少のガソリンにフィルターへ着いていたゴミが流れ出したのですが、それが写真にも写っていますが、筒の中に入っている真っ黒い液体です。当然走行中も振動していますから、同様に真っ黒の汚れたガソリンがフィルターの中でシェイクされていると思います。
やはり、指定されている通り 4万キロ程度での交換がお薦めと思います。
燃費が悪い方は、当然フィルターを通るガソリンの量も多くなりますから、燃費が悪い&5万キロ無交換。なんて方は、どろどろヘドロのようになっているのでは・・・??
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