クーラント交換ページ

更新日 990616
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まだ不具合というか、冷却水の色も悪くなってないけど、一度も交換した事無いので交換してみようかな?
と言うことで、クーラント交換ページです。

整備要領書では以下の様に書かれています。

●冷却水の交換時期

2年又は4万キロ毎(但し1回目は3年)

●排出

(1) ラジエータ右下のドレーンコックを緩め、冷却水を抜き取る。
(2) ラジエータキャップを緩め、排出を促進する。

●給水

(1) ラジエータのドレーンコックを締める。
(2) 必要な濃度に調合したクーラントを、注水タンク口元まで給水し、ラジエータキャップを取り付ける。
次にリザーブタンクを "FULL"レベルまで給水する。
EJ20のターボエンジンは、冷却水総容量 7.2リットル。

●エア抜きと給水補充。

(1) エンジンを 2000rpm以下で、約 15分間暖機運転し、サーモスタットを快弁させ、冷却経路内のエアを抜く。
(2) エンジンが冷えた時、(50〜60度)ラジエータ口元まで給水補充をし、次に、エンジンが完全に冷えた時点(水温 30度以下)で、リザーブタンクの減り具合を点検し、再度 "FULL"レベルまで補充する。


いやいや、とっても簡単に書いてあります。

実際行うと、整備要領書に書いてあることだけで出来るか!!。って感じです。

ありか 実際には、写真の赤丸がある辺りの裏側に、ドレンコックがあります。
下から手を入れると届くのですが、ちょうどブレーキの冷却ダクトのカウルが下にあり、少し回しづらいです。それに、ドレンコックは下の写真のようになっているのですが、出っ張りが近くの太いケーブルと当たるため、とても回しづらいです。

ドレンプラグ ドレンコック、こんな形しています。
どこだか分からないときは、上から懐中電灯で照らして覗き込めば見えます。
だいたい 5回転ぐらい回せば抜けました。
上にも書いてある通り、ドレンチューブを付けるような出っ張り(実際には何も繋がっていない)が、近くを通っているケーブルに当たって回しづらいので、ケーブルを押さえながら回さないと回りません。
外れると、ちょろちょろと冷却水が出てきますから、水温熱くなっているのだったら注意が必要です。
私は、水温上がっているときに抜いた方が、サーモスタットも開いている?だろうから良く抜けるだろう。と思い、水温上がっている状態で抜いたので、火傷しないよう上からホースで水をかけながらゆるめました。

空気抜き ドレンプラグが抜けたら、冷却水が良く抜けるようキャップを取り外します。
熱いとき開けたら危険では?。と考えますが、普通に走って水温上がった程度なら、開けても吹き出しません。気になるようなら、濡らしたウエスでおおいながら開けましょう。
まあ、水温上がっている時って、キャップも熱くなっているから、素手で開けるのは無理か(^^;;

ある程度抜けたら、キャップの所にホースつっこんでジャージャー流しましょう。
ドレンプラグ抜いてキャップ開けただけだと、全容量の半分ぐらいしかクーラント抜けないみたいです。
やはり、ドレンプラグ締めて水のみを入れた後、再度サーモスタット開くまでエンジン温め、ヒーター最強位置にしてヒーターのパイプの方まで冷却水循環させ、再度ドレンプラグから抜き・・・と3回ぐらいやった方が良いと思います。
私の場合、2回しかやりませんでしたが・・・
サーモスタット取り外しちゃうとか、ラジエターへのホース抜いちゃうとかも手かもしれません。

後、リザーバータンクも問題なのですが、私はリザーバータンクへもホースつっこんで水で洗い流したのですが、入れたら抜けないんです、リザーバータンクの水って。
ですから、水をガンガン流し込んでしまうと、クーラント入れられなくなってしまいます。

クーラント 最後は、クーラントをキャップの所から注ぎ込みます。
半分ぐらいしか抜けない。と書きましたが、全容量 7.2リットルで、クーラントは 50%ぐらいの濃度が良いので、4リットルクーラント買ってきたのですが、4リットル入りませんでした。
3.8リットルぐらい入れたところで、キャップの所が満タンになってしまいました。

2回入れたり抜いたりしたので、抜けなかった部分の冷却水は相当薄まっているだろう。と言うことで、100%のクーラントを 3.8リットル入れておしまい。と言うことにしました。

後は、エアー抜きなんですが、キャップの所ぎりぎりまで入れて水温を上げると、冷却系へたまっていたエアーが、一番高い所にあるキャップの所へ集まってくるのです。それがこの写真なんですが、エアーがたまって、このぐらい冷却水が減ります。
減った分は、水(又はクーラント)を注ぎ込んでおきましょう。
私は、2回補水しました。

ヒーターとか、冷却水が循環するであろう所は出来る限り開くような設定にしてエアー抜きをやった方が、より抜けると思います。



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