CUSCOロアアームバー

最終更新日 97年12月2日

CUSCOのロアアームバー TYPE-1を自分で取り付けた時の報告記です。
この文書は Nifty FCARRへ 9月21日に書き込んだのと殆ど同じです。

作業時間は 40分でした。

取り付けたのは、CUSCOのロアアームバー TYPE Ver-I 品番 660 475Aです。
取り付けた車は、インプレッサ WRX GC8Dの STiでも RAでも無いグレードです。

●必要な工具

・17mmディープソケット、又は 17mmソケットにエクステンション。
(バーを取り付けた後、ボルトを締めるのに必須)
・上記ソケットを思いっきり締められるタイプのラチェット。
私は 35cmの長さがある物を使用。
・17mmメガネ、プラスチックハンマー (共に必要に応じて)

●取り付け方法

★ナット外し

製品に付属の取り付け図を参照して、サスペションアーム(?)の付け根にあるナットを外す。
思いっきりな力で締まっているので、スパナ、モンキーでは無理です。
私は 25cmの長さのあるメガネを使って外そうと思いましたが全然ゆるまず、メガネをハンマーでぶったたいて外しました。
下に潜ってもすぐの場所ですが、前輪外すと目の前なので、こっちの方が楽かも?

但し、タイヤへ普通に重量かかっている状態で取り付けるのと、ジャッキアップしてサスが遊んでいる状態のどちらで取り付ければ良いかは ?? です。

★ロアアームバー取り付け

取り付け終わった図

で、ロアアームバーを、外したナットの所に取り付けて、本当ならば、バーに付属してきたワッシャーを付けてから、外したナットで締めるのですが、ワッシャーを付けると、ネットがせっかくのセルフロックなのに、セルフロックの部分に十分ネジ山が噛まないので、ワッシャーは取り付けずに締め付けました。

この件を CUSCOに聞いてみたら、ワッシャーを取り付けた方が、振動でゆるまないようなので付属させている。と言う事でした。
しかし、私の見た感じでは、最初はワッシャー付いていないし、ワッシャー付けてセルフロックナット部にネジ山が噛まない方がゆるむのではないか?
と思ったので、ワッシャー取り付けませんでした。

★ナット取り付け

ナット で、ナットを思いっきり締め付けるのですが、ロアアームバーの構造上、ナットが円筒形の筒の奥になる為、メガネ、スパナ等は使用出来ません。


<---- ナットが筒の奥に隠れてしまい、締めるの大変。

で、必須工具のディープソケットの登場となります。
とにかく、締まっていた時と同じぐらいに思いっきり締めます。
私の感じとしては、ホイルナットよりも強く締まっていたと思います。

ここで私失敗したのですが、35cmのロングラチェットは 12.7sqのタイプで、12.7sqの 17mmソケットを持っていなかったのです。
仕方無いので、9.5sqの 17mmソケットで普通のラチェット使って思いっきり締めたのですが、やはり強く締まっていなかったようで、走っていたら、ガコガコ音がして、ロアアームバーが固定出来ずにズレているのが感じられました。

コーナー中でなく、ハンドル思いっきり切って交差点曲がる時に、ガコガコ。
ハンドル戻していくと、ガコガコ。と言う具合に。

こりゃまずいと言う事で、12.7sqの 17mmソケットを急いで買いに行き、35cmのラチェットで締め付けたら、何とナットが 1回転近く回りました。

思いっきりナットが締まった後は、ガコガコ音がすることはありませんでした。

ナットがきつく締まっていない時、ガコガコ言ってずれているのが分かったと言う事は、予想以上にサスアームの付け根が、シャーシと固定されていても動いているんだな.. と言う事が、思いもよらず知る事となりました。

●効果

恥ずかしながら、まだ今のインプレッサで、限界を超えて、アンダーが出たとか、オーバー出たとかの速度域まで行った事がありませんので、そのような感じのインプレッションは出来ません。

私が感じる危ないかな? の速度域の相当上にインプレッサの限界域はあるようです(^^;

お店の人は、80Kmでふらふら曲がっていたコーナーが、120Kmで曲がれるようになった! と言っていましたが、私の運転では、元から 120Kmで曲がれるのに、危険を感じて 100Kmでしか曲がっていなかったと言う所なので、ロアアームバーを付けて 140Kmで曲がれるようになっても、限界速度は 100Kmのままです(^^;

で、町中インプレッションです..(^^;
町中を 30Kmぐらい走っての感想ですが、一番感じたのが、交差点曲がった後ハンドルの戻りが良くなったか..? と言う事です。

わだちは、前輪を FALKEN RSβ TUNE2に換えた後、余りひろわなくなってしまったので、ロアアームバーを取り付けた事による変化は感じられませんでした。

ハンドリングの変化も感じられませんでした。ステアリングレスポンスが良くなって欲しかったのですが、残念ながら変わりませんでした。

まあ、取り付けも工具があれば簡単だし、値段も安いので、ストラットバー取り付けるよりは、対値段で考えると効果あるのかもしれませんね。

PS:Niftyの方では、TYPE-IIのロアアームバーの方が、こりゃいい!と感じる人多いようです。
これから取り付ける人は、数千円ケチらず TYPE-IIの方がいいかも?? しれません。

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